色々、業界の話を聞いていると、
ちゃんとプロマネが出来る人は、本当に少ない。
なぜならば、ウチの業界の人たちときたら、
「座学」を軽視し、いきなり現場にブッ込んで「OJT」でプロマネを学ばせようとする人たちが多いからだ。
それは、スポーツで言うと、
基礎体力もつけず、競技ルールもロクに教えずに、いきなり試合に出すことと同じ。
あり得ないでしょ?!
でも、普通にやってるよ。
ウチの業界は、大手から下請けの隅々まで。
「プロマネのプロ」の僕から言わせれば、
プロマネ、ナメてんのか?!と。
そんな、トレーニングもせずに、うまくマネジメントなんて、出来るワケないでしょう。
新人マネージャがどれだけ苦労しているかは、
マネジメントの本が沢山本屋に並んでいる現実を見ても明白。
多くの会社で管理職を育成する研修はあっても、
プロマネ研修に時間をかけている会社が、どのくらいあるのだろうか?
それで、失敗プロジェクトが7割だって?
流石に、頭が悪すぎませんか?
ちゃんと素質のある方に、ちゃんとしたを教育すれば、ちゃんとしたプロマネになりますって。
プロマネを育成するノウハウと時間を確保して来なかったから、こうなっているのです。
でも、今からでも間に合います。
デジタルビジネスの時代になっても、プロマネ力は必要です。
いや、更に高度で短納期、高速サイクル、同時並行のマネジメントが求められるようになります。
だから、まずは、「プロマネとは何か?」を知るために、今からでも専門書を確り読んでください。
僕のブログの「プロジェクトマネジメントのポイント」のカテゴリの記事を読んで頂くことからでも構いません。
勿論、拙著には、IT業界へ転職して10年足らずで「プロマネのノウハウをどうやって僕が身につけて来たか」をご説明しています。
ポイントさえ押さえて育成すれば、それほど難しいことではありません。
だから、
せめて、それくらいの努力は最低限して頂きたいのです。
お客様の期待に応えるために。