【コラム】「明確さ」は力だ!! | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。

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「明確さ」は、とても大切です。

でも、日本人は「曖昧さ」が好きな人が多いですよね。



「よろしくやってください」
「空気を読んで」
「今までと同じように」
「既存環境の踏襲で」
「なるはやで」

etc.




特に、これは外国の方とコミュニケーションすると、どれほどうまく伝わらない言葉なのか、実感しますよ。




まぁ、強いて言えば、顧客側はこれでもいいと思います。


顧客は、ワガママでいいんです。



なぜならば、お客様は、イチイチ指示しなくても要件を理解してくれたり、提案してくれる方が楽だから。




出入りしているそれなりの取引実績があり規模の大きい会社に、ザックリ要件を伝えて終わり。


細かいアレンジをするのも、お抱え業者の仕事ですから。




ワガママ言える会社の方が楽だから。

これが、ビジネスの鉄則。

誰もできないなら、一気に差別化が図れ、お客様も逃げられなくなっちゃいます。


多少高くても、楽ならそこに頼むでしょう。





一方で、仕事を請ける側の業者は、
この言葉を鵜呑みにすると痛い目にあう。




基本的に、現場の作業員や外注業者は、イチイチあれこれ明確に指示しないと、仕事ができません。



いつまでに何をどのくらいどうやって



必ず、質問攻めにあいますよ。


なぜならば、作業する際には、すべてこれを明確にしないと、できないから。


だからと言って、これをイチイチお客様に確認し、言われないことは業者に指示しない、というスタンスならば、

リスクは無いけど、永久に価格競争に晒される






だから、プライムで仕事をする企業は、

お客様のワガママを理解しつつ、実際に作業指示をする時は、極めて明確にする必要があります。




これが出来る企業と出来ない企業。



あなたが顧客なら、どちらに仕事を頼みたいですか?




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本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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