今日は、本を読んだ知識を300%フル活用するためのノウハウをまとめた、この一冊をご紹介致します。
書評を書いている読書好きの身として、店頭でこの本を見かけたとき、どんな行動に出るか想像出来ますか?
それはもう、「即買い」ですよ(^-^)
読書術に関する本は、既に僕にとって「研究テーマ」みたいな位置づけにありますので、この類いの本は、まず必ず手に取ることにしています。
この本のテーマは、有名なビジネス書作家たちが実践している、「アウトプットのための読書術」をモデリング(マネ)することです。
知識はノウハウというものは、独学で闇雲にやるよりも、既に身に付けている方、体系的にまとめられている方のものを学習し、それを実践することが近道ですよね。
そういう意味では、色々な本の読み方、活用の仕方が紹介されている、まさに「読書の解体新書」みたいな一冊です。
読書好きの方には、絶対損の無い内容だと思いますよ(^-^)
この本でモデルとなっているビジネス書作家は、伊藤真さん
さて、それではいつも通り、まとめて参ります。
①構成要約
1. 自分スタイルの読書術を身につける
まずは、「どんな本を読むべきか」ということについて知りたい読者の方は多いのではないでしょうか。
この章では、本の選び方、読み方、活かし方、整理術、速読術について、まとめてあります。
「多読」と「精読」の違いとは?「だったら読み」の効果は?
読むだけでなく、「聴く」本もありますよ(^-^)
2. 自分スタイルの読書環境を整備する
ここでは、主に書斎の作り方についてですね。
皆様は、書斎をお持ちですか?
僕も「プチ書斎」を持っていますが、ここでは自宅全体を効果的な「読書環境」として、最適化するノウハウが解説されています!
玄関には◯◯な本、寝室には◯◯な本、という具合に。
最近だと、クラウド書斎なんていうのもありますよ。
僕の使っているbooklogみたいにね(^-^)
②所感
僕がこの書評ブログを書いているのは、まさに自分のアウトプットが目的です。
今では、たくさんの読者の方とのコミュニケーションを楽しむ意味も大きいですが、元々は「読みっぱなしにしないための読書メモ」の位置づけでした。
僕は毎日、通勤の時間には2、3冊本を携帯して、気が向いた順番に「乱読」しています。
自分の寝室の枕元にも、10冊程度の本が積み上がっていて、寝る前に目を通しています。
そんな「読書マニア」な僕には、いくつか効果検証をしている項目があります。
■ 「多読」にはどんな効果があるか
■ どうやったら早く効果的に読めるか
■ 読んだ内容を、いかに日々の仕事や人生に落とし込むか
この本には、その答えが全て書いてあります。
自分の中で半信半疑だったことも、確信が持てるようになりました。
その一つは、以前からやってみようか迷っていた、本に線を引きながら読むこと。
基本的に、本はキレイに扱いたい性格の僕は、どうしても線を引くことに抵抗があったのです。
でも、この本を読んで、線を引きながら読むことを決意し、早速実践しています。
何故なら、線を引きながら読むことのメリットの方が、汚くなるデメリットよりも多いと判断したから。
皆様も、考えてみると面白いと思いますよ。
それにしても、本の読み方一つでも、ホントに色々な読み方があるんだなぁ、と思いました。
ビジネス書作家になるような一流のビジネスパーソン達は、どんな読書をしているか、知るだけでもとても勉強になりますよ。
そして、経営者としては、社員へ是非とも薦めたい本の一つですね。
③こんな方へオススメ
1. 本、特にビジネス書がお好きな方
2. ビジネス書を読んでみたいけど、選び方が分からない方
3. 本から得た知識を身につけたい方