【書評】引き寄せの法則 | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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引き寄せの法則
引き寄せの法則

マイケル・J・ロオジエ
講談社

¥ 1,260





こんにちは、こんばんは、おはようございます!


さて、本日は、「引き寄せの法則」について、論理的に説明している、この一冊をご紹介致します。



皆様、「引き寄せの法則」はご存知でしょうか?


自分が欲しいと思ったものが偶然見つかったり、会いたいと思っていた友人に街でばったり会った、という経験はありませんか?


簡単に説明すると、こういうことです。
でも、決してこれは偶然ではない、と僕は考えています。



「引き寄せ」と言うと、言葉くらいは聞いたことがあるでしょうが、スピリチュアルなイメージが強く、抵抗がある方も多いでしょうね。

僕も、20代の前半までは、こういうことには疑いの目を向けていた一人です。



では、何故僕が「引き寄せの法則」に注目するようになったか?


それは、この論理でないと説明出来ない事象が、実際に僕の周りで起こった経験があるからです。


「引き寄せの法則」について、受け入れる心を持った瞬間から、自分の欲しい物や、会いたい人が、自分にドンドン引き寄せられる。

そんな体験を、実際にしたから。



人間とは、「正しいこと」ではなく、「事実」に信頼を置く生き物だと思います。


自らの体験ほど、信念を強化するものはありません。

だからこそ、何事も「実践」や「行動」が尊いのですよね。



そういう経験から、僕は感覚的に「引き寄せの法則」を肯定することが出来ます。

でも、自分の経験となり腹に落ちていない方は、どこか懐疑的に物事を見ているハズです。

そのためにも、やはり論理的な説明が必要でしょう。



この本は、「引き寄せの法則」について、スピリチュアルな切り口ではなく、ビジネス書のように具体的で実践的、論理的に、説明している希有な書籍です。


「うさんくさい」というイメージが抜けない方も、是非とも一度手に取って読んでみて頂きたい1冊です。

受け入れるかどうかは、あなたの自由なのだから、読んでから考えても遅くないハズです(^-^)




①構成要約

1. 引き寄せの法則ステップ1 ~願望をはっきりさせる~
物理法則と引き寄せの法則には、関連性があるそうです。
プラス思考と引き寄せの法則には、生理学的に「電子と波動」で説明出来ると。
まず最初のステップとしては、プラス思考の効果を具体的に知ることと、自分の願望をはっきりさせることです。
では、「自分のやりたいこと」は、どうやったら明確になるのでしょうか?
「やりたいこと」は、「やりたくないこと」の裏返しです。
つまり、「やりたくないこと」をピックアップすれば、「やりたいこと」が明確になるのです!


2. 引き寄せの法則ステップ2 ~願望の宣言~
ステップ1で「やりたいこと」を明確にした後は、それを「宣言」する必要があります。
当たり前のことですが、頭の中でいくら考えていたところで、やりたいことは実現しませんよね。
願望を宣言するには、アファメーション=願望の宣言文(通常は現在形で語られる)が効果的です。
「東大合格!」などと紙に書いて机の前に貼る効果は、こういうことなんですよ(^-^)


3. 引き寄せの法則ステップ3 ~受け入れる宣言~
さて、これが一番難関だと僕は思います。
いくら効果を知り、宣言をしたところで、自分の心がそれを受け入れないと、「引き寄せ」は完成しません。
心のどこかで否定的な思いを抱いていると、折角の努力が報われなくなるのです。
でも、人間の心のメカニズムは、バランスを取るために、自然と「ブレーキ」をかけるように出来ています。
何かを信じようとしたときは、同時に疑う気持ちが起きます。
何かを始めようとしたときは、同時に辞めようという気持ちが起きます。
では、そのブレーキを外す方法とは?


4. お金のゆとりを引き寄せる
お金を引き寄せるためには、「ゆとりの波動」を発する必要がある、とのことです。
これに関しても、まずは自分が何をお金に望んでいるのかを、ピックアップすることから始めると良いそうです。
「お金にはNOを言わない」を習慣にしましょう!


5. 理想の人間関係を引き寄せ
自分は、常に周りの人に向かって、プラスかマイナスの波動を発しています。
周りの人は、あなたの波動を感じて、寄ってくるのです。
つまり、自分が望む人を引き寄せるためには、自分がポジディブに接すること。
では、ネガティブな波動を発する人を絶つには、どうしたら良いのでしょうか? そんな時には、「ある言葉」を問いかけると良いそうです。


6. 「引き寄せの法則」を子供に教える
ここでは、子供に引き寄せの法則を教える方法が書いてあります。
まずは、簡単に伝えることですよね。
子供でも理解出来るような、事例を伝えることです。
こんな考え方に、子供の頃から触れていれば、絶対ポジディブな生き方になるのになぁ。
何故、学校で教えないのかは知っていますが、自分が子供の頃に学びたかったことが、たくさん書かれています。




②所感

僕が最初に「引き寄せの法則」に興味を持ったのは、
2年前の最初に起業した頃のことでした。

それまでは、「目に見えることしか信じない」タイプでしたが、起業してから、人脈を増やしていく必要性から、あらゆる交流会などに顔を出し、ブログで営業をかけたりするうちに、「何故か自然と人が集まってくる方」を、何人か間近で拝見する経験をしました。

色々と話を聞いていると、それほど飛びぬけて能力がある訳でもないように感じるのに、すごく成功を収めているのです。

「これはどういうことなんだろう?」

そして、とにかくあらゆる場所でお会いする経営者や起業家たちが、口を揃えて、「ご縁が大切」という言葉を口にしていました。

こんなことを言うとアレですが、独立したての僕には、とても新鮮な考え方でした。

それくらい、当時僕は起業家として何も分かってなかった。

それまでの僕は、どちらかと言うと、他人の言うことを全く聞かずに、自分のやりたいこと、自分の考えを優先させて来たところがありました。

正直言って、起業を志したのも、人にコントロールされたくなかったから。

今から考えると、すごく身勝手な理由でした。
あの頃に戻れるなら、当時の自分を殴ってやりたい(^-^)

でも、先輩経営者のマネをしてご縁に感謝するうちに、自分にも「引き寄せ」(今思えばですが)が発生し、次第に人脈が増えていっていました。

だから、いつか「引き寄せのメカニズム」みたいなものを、知りたい、と思っていたところに、この書籍!

迷わず、GETしましたよ(^-^)

僕は思うのですが、我々現代人は、とかく科学を妄信しているようなところがあると思います。

元来人間はもっと本能に従って、感覚を大切にして生きてきたはずです。

スピリチュアルと呼ばれる世界を「うさんくさい」と感じる人が多いのは、科学の万能性を浸透させるために、どこかで洗脳が行われてきたのだと、僕は考えています。

その方が、工業化社会で統治を行うのに、都合が良かったから。

庶民の価値観は、その時代の権力者の都合の良いように、書きえられるものです。

成功者や権力者だけが知っているけど、庶民には知らされていない事実は、たくさんあるものです。

庶民が賢いと、統治する側には都合が悪いのです。
権力者に都合の悪いことは、「悪」だとして教育が行われるのは、世の常。

スピリチュアルな世界は、まさにそれにあたるのではないか?という仮説の検証です。

女性は男性に比べて、スピリチュアルなことに抵抗が無い方が多いですが、それはきっと、女性が男性よりも「感覚的」に生きているからなのでしょう。

余計な先入観を取っ払えば、純粋に「成功するための習慣について考える本」だと、僕は思うから。

人間、誰しも幸せを手に入れたいものですよね。
でも、意外とそれは簡単なことなのかも知れない。

習慣を変えれば、考え方が変わります。
考え方が変われば、行動も変わり、人生も変わります。


そんな「良い習慣」について、皆様が少しでも考えるきっかけになれば、良いと思います。




③こんな方へオススメ

1. 「引き寄せの法則」がどのようなものか知りたい方
2. どうしても成し遂げたい目標や夢がある方
3. 欲しい物を手に入れたい、と強く願う方






引き寄せの法則
引き寄せの法則

マイケル・J・ロオジエ
講談社

¥ 1,260






本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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