皆様こんにちは!
さて、本日は「なかなか会話がはずまない、どうしたら良いのだろう?」と考えていらっしゃる方のために、こちらの本をご紹介します。
私がこの本を手に取ったのは、新規開拓営業マンを始めた頃、なかなかお客様とのアイスブレークトークがうまくいかず悩んでいた時でした。
何とかアポが取れても、話が盛り上がらず、セカンドアポがとれないのです。
でも、この本を読んで、そもそも自分がやろうとしていたことは、お客様にとって興味が湧かないばかりか、迷惑なお話を沢山していたんだなあ、という気づきがありました。
会話は、人と人とのキャッチボールですよね。
自分が話したいことばかり話していても、うまくいかないのは誰でも分かるのに、なかなか実行出来ていないこともあります。
そうお考えの方は、まず以下のポイントをチェックしてみて下さい。
◎いつも会話がはずまない人の8つのタイプ
1. 自分以外に関心が持てない人
2. 話したい事が思い浮かばない人
3. 表現の仕方が分からない人
4. 相手にとって大切な話と思い込んでいる人
5. 話をしたがり過ぎる人
6. サービス精神が旺盛な人
7. 相手の間違いばかり気になる人
8. 他人とあまり関わりを持ちたくない人
如何でしょうか?
一つでも当てはまる方は、会話がキャッチボールになっていない可能性が高いでしょう。
殆どの項目に共通して言えることは、
「共感の不足」だと思います。
人は皆、自分の話を聞いて欲しいのです。
でも、自分が話したいことばかり話していませんか?
共感する力については、こちらの書評でもご紹介しております。
もう一つ、参考になる部分を本書より抜粋します。
◎真面目な性格が会話下手を作っている
真面目な人が陥りやすいポイントを解説しています。
恐らく、この記事を興味を持って読んでいる方は、真面目な方が多いと思いますので、お役に立てると思います。
因みに、以下は私が考えた例文です。
例えば、よく奥さんや彼女が今日あった出来事を話している時、「取り留めもない話をしているなー」と感じる男性は多いのではないでしょうか。
でも、彼女は「答え」を聞きたいのではなく、自分の話を聞いて欲しいだけなのです。
男性は、アドバイスが欲しいと思ってしまいがちですが、相槌をうちながら聞いてあげるだけで良いのです。
これだけで会話のキャッチボールは成立しています。
簡単に言うと、そういうことです。
何も素晴らしい意見を言う必要は無いのです。
営業マンなら、部屋に入るときにドアに頭をぶつけてしまって、恥ずかしい思いをしたけれど、何故かお客様との会話はうまくはずんだ、なんてことも起こりうるわけです。
真面目な人は、もっとフランクに話すことを心掛けるくらいでちょうど良いのかも知れません。
失敗を恐れることはありません。
勿論、ケースバイケースですので、状況や相手によって適切な会話や接し方があります。
でも、少し打ち解けたら、私はわざとフランクな言葉づかいをすることで、相手との距離を詰める事がありますよ(^-^)