幸せな就職へキャリアコンサルタント木村典子です。
「自ら希望退職し、自らが招いたブランク」。
「やむを得ず、空いてしまったブランク」。
「ブランク」と言っても、２種類ありますよね。
今日は、
「やむを得ず、空いてしまったブランク」で、悩むあなたへ贈ります
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闘病生活が続いた、育児で退職した、介護で退職した、配偶者の転勤についてまわった、、、、
さまざまな理由で、離職し、ポッカリ空いた仕事のブランク。
「いざ、復職
」「いざ、再就職」となった時、とっても不安な気持ちになることがあるかもしれません。
会社から遠ざかっていた自分、仕事から遠ざかっていた自分、社会から遠ざかっていた自分・・・。
私もそうでした。
一番不安で、自信喪失していたのは、２年間の闘病生活の後、白血病からの社会復帰のときでした。
まずは、私の経験を少しお話させていただきますね
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闘病生活で、約2年間の社会生活からのブランク。
２００１年９月～２００２年１２月まで１年を越える入院。
内、約５ヶ月間は、無菌室と言う６畳ほどの病室から一歩も出られない入院生活。それ以外の期間も、血液内科病棟から出られない入院生活でした。
二度の肺炎を経験し、ベットから動けない期間も１か月以上あった私は、驚くほど体力が衰えました。
病院食が載ったお盆ですら、持つ手が、その重さで震えるくらいにまで、筋力が低下。
退院前のリハビリで、ゆっくり１０分間歩き続けるのがやっと。
階段は、片足ずつしか昇り降りできなくなっていました。
一旦、そこまでの体力の衰えを経験すると、「一日８時間働く」と言うことが、まるでエベレスト登山にでも行く位の難易度に思えました。
２００３年９月、自宅療養期間を終え、服薬もなくなり、主治医から、「もう働いても、何してもいいよ
」とGOサインが出ても、
ハローワークに求人検索に行っては、「まだ１日８時間も、働けない・・・」と涙がうるみ、帰宅する・・・その繰り返しでした。
当時、バツイチだった私。「働かない」と言う選択肢はありません。
結局、２ヵ月後の１１月、フリーペーパーに掲載されていた一日４時間のコールセンターの仕事に応募し、採用。社会復帰第一弾。
さらに半年後、残業になると一日6時間勤務できたことに自信をつけて、フルタイムの求職活動を開始。
そして、２００４年６月、採用されたのが、行政の若年層就職支援施設のキャリアアドバイザーでした。
３９歳、未経験、病み上がり。
採用してくださった理由を、後で聞くと、「そんな命と向き合う経験をした人なら、いろんな価値観を認めることができるだろうと思ったから」。
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「やむを得ずブランクが空いてしまった」あなたへ
闘病であれ、育児であれ、介護であれ、主婦であれ、、、、
その「ブランク」期間は、決して「空白期間」ではありません
その間、「あなたが果たしていた役割」、「あなたが果たしていたミッション」が、必ずあります。
その中で、あなたの中に培われた力、あなたの成長が、必ずあります。
たとえ、、、、
体力が落ちていても、他の何か、以前のあなたより成長した部分が必ずあります。
たとえ、、、
オフィスワークをしていなくても、その間、あなたが生きていた時間で、得たモノが必ずあります。
大丈夫です
やむを得ない事情で、空いたブランクは、決してムダじゃない。
焦らなくていい。
一歩ずつでいい。
ブランクの間に、自分が得たこと・気づいたこと・果たしていた役割に、焦点をあててみてください。
以前のあなたより成長した部分が、必ずありますから・・・・
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キャリアカウンセラー木村典子
