白ひつじ野良り暮らり
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久しぶりの更新!

僕の前に道はない

僕の後ろに道は出来る

ああ、自然よ




すっかりFacebookに移行してしまい、ご無沙汰のブログになってしまいました。

気づいたら、去年のヴェトナム日記が途中で終わっている・・・。

山登り、お茶のお稽古、旅、書きたいことがたくさんあるのになー!

ヴェトナム旅日記②〜ホイアン編〜

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ハノイから飛行機でダナンまで南下し、旅の目的地、ホイアンへ。

数百年前の建物が残る街並で知られる、世界遺産の小さな町は
ハノイなどの都会から比べるといかにも田舎で、
のんびり散歩したり、市場をひやかしたりするのが楽しい。

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特に旧市街は、歴史ある建物を素敵なカフェにリノベーションしてあったりと
雰囲気がいいので、欧米人観光客に人気。

江戸時代には日本人が渡来し、その後多くの日本人が住んでいたらしく、
毎年「日本まつり」も行われる程縁のある町だけれど、
日本人観光客は少ない印象
ホーチミンやハノイに比べると、中部は少し地味なんだろうな。
私はこういうこじんまりとした町の方が,
より旅をしている感じがして、とても好きだけれど。

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オットたちが設計した環境配慮型のカフェ「ユーカフェ」。
このプロジェクトのおかげで去年も今年もホイアンに来る事ができて感謝!

ここで仕事仲間であるK大学のHさんと、そのゼミの学生4人と合流。
新しいプロジェクトの打合せを現地のオーナーと建築家を交えてミーティング。
(門外漢の私は写真などの記録係と、ムードメーカー役として活躍?)


夕方、ビーチへ繰り出すという男性陣と別れ、
カフェのオーナーおすすめのマップを片手に
ひとりでサイクリング。

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観光エリアから離れ、静かで美しい湿地帯が広がる景色に出会い感動。
どこまでも走っていきたい気分!

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途中で花市場に遭遇。
同じ菊ばかり扱っているのは、多分お供え用の花。
ヴェトナムではお店の床や、道ばたの軒先など至る所に神様が奉ってあったので。
市場では大きな看板でマイバッグを推進中。へえ!

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焼け付くような陽射しと砂埃の中、ペダルをこぐ。

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町中で咲き誇る花の力強さとは対照的に
わんこはぐったりしていました・・・。
日陰で寝てね。

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去年と同じ食堂でごはん。うまいっ!
ミニバインセオ2枚につくね6本に揚げ春巻き。
これにキムチと酢漬けの間のような漬け物やハーブを載せて
ライスペーパーに包んで食べる。
デザートにパイナップルまでついて一人前。500円もしなかったような。
「去年も来たの」と言うと、おばちゃんが「そうだよね。見覚えがあると思ったんだよ」。
リップサービスでもうれしい。
その後チョコレートムースまでサービスで出してくれたんだけど、
もう苦しすぎて...。

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この日はちょうど満月で、ランタン・ナイトの日。
ボートに乗って、お月見をしました。

                     「チャム島」編へつづく・・・。

ヴェトナム旅日記①〜ハノイ編〜

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一年ぶりに、ヴェトナムへ。

今年も、オットの出張のお供と休暇を兼ねて。

成田を夕刻の便で飛び立つ。

上空からきれいな一番星と富士山を見る事ができて、幸先良し!

航空券とホテルだけネットで予約し、
今回はハロン湾には行きたいなー、という程度のゆるさで出発。

偶然とその時の気分に任せた方が、結果としていい旅になるというのは
経験上立証済み。

渋谷駅で迷うほどの方向音痴の私ですが、
海外だと妙に鼻がきく特異体質(←と過信している)を発揮して
7泊9日、いざヴェトナムへ!

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ハノイへ到着。

35℃.湿度80%。

東京の暑さも今年は猛烈だったけれど
こちらも東南アジア特有のむせるような空気が体中にまとわりつく。

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バイクと車の喧噪の中街を歩いていると、見覚えのある場所がチラホラ。
去年も歩いた通りのすぐ近くに、今回のホテルがあって
だんだん頭の中で地図がつながっていく。

現地の旅行会社で数日後のハロン湾のツアーを申し込んだあとは
旧市街をぶらぶら。

人が吸い込まれるようにホアンキエム湖へ入っていくので
思わずついて行くと納得!
湖を渡る風が気持ち良くて、休憩にぴったり。
街の中心にこんな湖があるのはいいな。

湖畔では、早朝は健康体操をするお年寄りが集まっていたり(仲間に入りたい)、
夜になると若い恋人たちがベンチにすわっていたり(仲間に入りたい)、
地元の人やら世界各国の観光客やらで、一日中にぎわっていた。

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交通ルールはあってないようなものなので、
バイクにひかれないよう道を渡る時は命がけ。
つい視界が低くなりがちだけれど、
ふと見上げると味わい深い建物がみっしりと肩を並べていて、眺めるのが楽しい。

壁を共有していると思われる、うなぎの寝床のような奥に深い家。
路地裏を歩いていると、開けっぴろげな玄関から
テレビを観ている居間の様子や、生肉をさばく料理の様子がのぞけることがあって
そんな外と中、公と私の境界のゆるさが「ああ、アジアだなー」と感じさせてくれる。

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お昼は食堂でブンチャーを堪能。
道路端にはみでた風呂椅子の席に通され、ちょっと嬉しい。
揚げ春巻きは、今回の旅でよく食べた。
山盛りのハーブと一緒に出されるけど、
おなじみのパクチーの他に生のドクダミも入っていたりする。
ヴェトナムは料理が美味しくて幸せ!
(炒め物やスープは残念ながら味の素味ですが・・・)

午後は民俗博物館に行き、少数民族の展示をいろいろと眺める。
去年訪問したカトゥ族の展示を見つけ、なんだか親しみを覚えたり
自給する素晴らしい織の伝統衣装に目を奪われる。

次回はぜひ、サパの村をトレッキングして
ショーウィンドウ越しではない、普通の暮らしを垣間見させてもらえたらいいなあと思いつつ、
現地の人々にカメラを向ける観光客の自分を想像して
ちょっと居心地の悪さを感じてしまった。


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博物館の横にあるカフェは、若者の自立支援の訓練所が運営していて
私的にヒットの場所!やっぱりこういう場所でお金は使いたいと思ってしまう。
身の危険を感じる猛烈な陽射しを逃れ、
チェーと最高に美味しいフレッシュフルーツのスムージーでひと休憩。
クラフトリンクが運営するミュージアムショップもありました。

今回泊まったミニホテル「ゴンドラホテル」と「カリプソ・レジェンド・ホテル」は
旧市街の便利な場所にあり
暑さに疲れるとホテルに戻って休んだり
夕食前にシャワーを浴びに帰ったりと、居心地が良く過ごせた。
来年もここでいいな(←来年も来るつもり?)。
もっとも熱いシャワーと清潔なシーツ、
そしてフルーツたっぷりの美味しい朝食で簡単に大満足してしまう私ですが。

トリップアドバイザーとホテルドットコム、頼りになりました。


                        「ホイアン編」へつづく・・・。

お盆に想う

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最近仕事で、シニア向けの広告を担当しています。

目を通す雑誌といえば
「いきいき」とか「毎日が発見」。

考えるキャッチコピーといえば
「寝たきりにならない!健康習慣」とか
「イキイキ脳トレ!」とか。

しかしこれが、現在の自分(37歳)にも充分通用するテーマで
なかなか参考になるのです。

日本女性の平均寿命が更新され、86歳でまた世界一になったとニュースでやっていました。

となると、私はまだ折り返し地点にも到達していないわけで
もう一回生まれ直して、また今の歳まで成長することも可能なわけで。

でも明らかに目尻にシワは刻まれていて
脳の回転は滞りがちで
易き流れに身を任す傾向が自分の中に生まれつつあるのを感じる今日この頃。

あー、からだはともかく、こころは錆び付かないように、
人生と向き合っていたいな、と思うのです。

そして楽しく健康的に年老いて、コロリと逝きたい。

すっかり髪が白くなった父と、仏壇の前でナス馬を作りながら
ぼんやりとそんな事を想った夏の昼下がりでした。

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どうやら「老い支度」がブームらしい母親(65歳)に急かされ、
初めてお供え用のお団子ピラミッドを製作。

理由は、「お母さんたちがいなくなったら、Aちゃん(←私)に毎年作ってもらわなきゃいけないんだから、覚えておいてね」。

他にもお墓参りの仕方とか、宗派とか、ここぞとばかりに引き継ごうとしてくる我が母。

えっと、あと30年はピンピンしていそうなので、ゆっくり教えてもらっていいですか?

じゃがいもパーティ@お百姓クラブ

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今日はトランジション藤野のワーキンググループである
「お百姓クラブ」のみんなが長屋に集まり、じゃがいもを食べる会でした。

これは大豆畑の二毛作として始めたじゃがいもで、
今日はそのプチ収穫祭ということで料理。

細切りじゃがいもをソテーしたサラダ、
豆乳ヴィシソワーズ、
コンビーフ入りのマッシュポテト、
じゃがいものチヂミ、
とれたてキュウリ、
ホタテの貝柱のおこわ、
天然酵母パンにルバーブジャム,
ケーキにおまんじゅう。

みんなの持ち寄りのおかげで、豪華フルコースとなりました。

大豆畑から始まったお百姓クラブも、
気がつけば雑穀畑にパーマカルチャーガーデン、
オーガニックコットンの「藤野綿」の栽培やらと
メンバーの個々の興味に応じてどんどん活動(=畑の面積)が広がっていて
藤野のみんなは本当にパワフルだなー、と感じています。
(あ、私は大豆畑しか参加できていませんが)

先日の「トランジションの学校」お百姓クラブの会も
バタバタながらなんとか1泊2日を無事に終え、ほっとしているところ。
(ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました!)

本格的に自給自足をしている方々からみたら、
まだまだひよっこのわたしたちですが
素人ながらもみんなで知恵を出し合って、
それぞれが出来る範囲で小さく始められるのが
トランジションのいいところなんだな、と実感しています。

ひとりで自給自足を目指すのもいいけれど
みんなで協力しあって地域で自給を目指す方が、ハードルも下がるし現実的。
そして何よりも、人とのつながりができて楽しい。

それが2年目を迎えた私のお百姓クラブの実感です。

今日も食事の後「ありあまるごちそう フードインク」のDVDをみんなで見ながら
そんなことを感じていました。

いや、それにしてももう少し我が家の自給率を上げねば!
明日も草取りがんばります。

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