師匠、やってくれました! | ノラ家の日常・非日常

師匠、やってくれました!

こんばんは、ノラドラです。

いつも見に来て下さる皆さん、ありがとうございます。




さて、一昨日から、例の大反響の曾祖父シリーズの続きに入っています。

初めての方は

1.シリーズ続き!祖父の少年時代。「僕だって!」
2.祖父、弟子入り!


からご覧になってくださいね。

また、カテゴリ「親戚・ご先祖の不思議なお話」には、
このブログの出世作となったお話がたくさんありますので
よろしければ。(^-^)





では、続きです。








ちょうどそれは…







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掛け軸事件で、曾祖父が投獄されていた頃…







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「ひっぱりだこ」の状態で、

祖父はめきめきと頭角を現してきたようだ。







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まさに順風満帆。







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「○○別院」というような大きなお寺の院主さんだったそうだ。






そして…







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祖父の師匠に祖父のことを尋ねたそうだ。






祖父の一族は、地元では名士だったし、
祖父の伯父(曾祖父の兄)は
別流派の総本山の管長だったから、
実は祖父は「サラブレッド」のような
存在だったみたいなのだ。



だから




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ということになったらしい。





でも…



そこで、師匠、どうしたと思います…?









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そして、こう言ったのだ。












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(もちろん、この時点で祖父に決まった相手なんて
いません。)


師匠は、自分の弟をこの大きなお寺の婿にしたくて
弟の方を売り込んだのでした。









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と言い、








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こうして…





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ひええええ…。




お師匠様、やりますね…。








ちなみに、どうしてこの話を祖父が知ったかというと、






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まぁ…なにはともあれ…



こうして祖父は地方周りを一人で続けたのでありました。



そう、それで…。



ついに…。





ーつづくー


明日はまた祖母のお寺からの視点に戻るよ!


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それにしても…


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この師匠がこういうことをしなかったら、
祖父はあの貧乏寺に来ていないし、ノラ母も私も生まれていない…(汗)


それなのに、母や私は「勿体ない~」と思うのだが、
祖父はこの話をちっても惜しかったとは思っていないのだ。

祖父ってあまりそういう欲がない人みたいです。