生産者の想いのバトンを繋げる仕事をしたいって再確認した福岡出張。 | 石川県 野々市の自然食品店 のっぽくん 小浦隆造のブログ

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食べた方が元気になって楽しい生活をおくってもらいたいって気持ちでやってる石川県野々市市の自然食品店 元気な野菜たちのっぽくんの小浦です。自分が日頃思った事感じた事、たまに商品を使ってみての感想など日々のお店の仕事を通じて感じたままを書いてます。

いつもありがとうございます。

石川県野々市市の自然食品店 元気な野菜たちのっぽくん代表の小浦です。

土曜から3日間福岡のメーカーやお店を視察してきました。

まず伺ったのは


北九州にある無添加石鹸のパイオニア シャボン玉石鹸

お店を始めて18年間お取り引きがありますが行ったのは初めて

スタッフの方に製造工程を見せて頂きました。

普通の工場見学の方には見せてない脂を蒸気で温めてる釜をみせてもらったり。

このように不良品と良品を仕分けるラインをみせてもらったり


これは洗顔石鹸を目視でチェックしてるところ


コッチは歯磨きの袋がちゃんとシールされてるか2人がかりでチェックして箱詰め中。


アマゾンか!って唸った全自動の倉庫。

注文を受けてから商品集め→箱詰め→発送の段取りまで全部機械がやってました。

機械ができる仕事は機械がやってチェック工程などの細かなチェックは人間がやる。

ここまでやってるからそんなに高くない値段で品質の良いものが出来るのか~って唸りましたね。

シャボン玉石鹸の視察の次に向かったのは

遺伝子組み換え原料を使ってない油しかつくってない朝倉市にある平田産業


こんな1両編成の電車が走ってるのどかな町です。


会社の敷地も昭和の香りが漂ってます。


会社の事務所もこんな感じ。

しかし一歩工場の敷地に入るとそこは製油工場。

高さ20mぐらいの大きなプラントがドーン。

原料の菜種(600トン)が入るタンクがドーン。

と鎮座してました。

僕はすげーーーーって驚いて見てましたがこれでもかなり小さい部類だそうです。

工場の中に入れてもらって搾油工程を見せてもらうと


ボケちゃってるけど原料の菜種です。

コレを機械で絞っていくんですが

フルイにかけられゴミが取り除かれ
       ↓
搾油しやすいように菜種を押しつぶし
       ↓
圧力をかけて絞りだします。


ちょっと見にくいけど絞りだされたばかりの黄色いのが油です。

その後も不純物を取るために

お酢で洗ったり(タンパク分を取るため)
お湯で洗ったり(ゴミや菜種カスを取り除くため)
白土という泥で色を取り除いたり
臭いを取る工程を経てようやくサラダ油に。

できた油は品質管理センターに送られ




酸化した油が混入してないかとか油の質を厳しくチェック

作り方は昔ながらの作り方。
でも品質は現在の技術でキッチリ管理。

レトロな外見とは裏腹にめっちゃキッチリしてました。

今回見せて頂いた両社に共通して感じたのは


俺たちは安心して使ってもらえる物を作ってるんだ!

っていうスタッフの方達のプライドがお話ししていてビリビリ感じました。

・原料が安全+品質が良い
・作り方も間違いない

そんな事は当たり前の事としてやりながらも

工場の一つ一つの作業工程に使ってくれる人が気持ち良く使って貰えるような配慮されまくりでした。


この人達の想いのバトンをちゃんと繋げ
伝える仕事をしよう。


身動きでいない狭い飛行機で行ったけど大事なことを思い出させてくれた福岡出張でした。

*他にも写真が一杯あって(300枚ほど)お伝えしたいことも沢山あるんだけど
 ものすごーーーーーく長くなるので大分端折りました。

そんなわけで今日はココまで

のっぽくんでした。