支払いが無事に出来そうなのでホッとしている
石川県野々市市の自然食品店のっぽくん代表の小浦です。
今日はここ1~2年でとっても人気が出ている
オメガ3と呼ばれる油の話を書いていこうと思います。
■オメガ3って何?
油を大まかに分類すると 飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の2つに分けられます。
飽和脂肪酸は動物の油。
不飽和脂肪酸は植物性油。
と思ってもらえばいいです。
その不飽和脂肪酸をさらに分類すると
オメガ3(亜麻仁油・えごま油・インカインチ油)
オメガ6(麻の実油・グレープシード油・ごま油・大豆油など)
オメガ9(オリーブオイル・こめ油・菜種油・紅花油など)
という3つに分けられます。
今回お話しするのはこのオメガ3(亜麻仁油・えごま油・インカインチ油)についてです。
■オメガ3の油を摂ると何がいいのか?
オメガ3の油にはαリノレン酸と呼ばれる物質が多く含まれています。
このαリノレン酸が色んな働きをしてくれているんです。
具体的に書くと
・血管をしなやかにして血液をサラサラにする。
・アレルギーを抑える効果がある。
・血液中の中性脂肪や悪玉コレステロールを減少させてくれる。
・脳の神経細胞を柔軟にして記憶力や観察力を上げる事が分かっているDHAの原料になる。
という事が分かってます。
■オメガ3の油のそれぞれの特徴。
亜麻仁油
亜麻という植物の種からとれる油。
(亜麻の繊維はリネンです。)
・非常に酸化しやすく熱や光に弱い。
・基本的に保管は冷蔵庫で。
・生で豆腐・ごはん・サラダ・納豆に使うのがポピュラー。
(そのまま舐めると後味にクルミのような苦みを感じます。)
・主成分はαリノレン酸でリグナンと言う女性ホルモンのエストロゲンに似た働きのあるポリフェノールも含まれている。
*リグナンを摂ると自律神経を安定させたり不妊や更年期症状を緩和したりする働きがあるそうです。
インカインチ油
南米アマゾンの熱帯雨林に生息している蔓性植物の実から摂れる油。
・抗酸化作用のあるビタミンEが豊富に含まれるので熱に強く短時間なら炒め物にも使える。
・サラッとした食感で爽やかな味わい。
・ビタミンEの含有量は植物油でトップクラス。ビタミンEには血流を良くする作用もあり冷えや肩こりの緩和にも。
えごま油
「えごま」と呼ばれるが胡麻の仲間ではなく紫蘇の仲間。
しそ油とも呼ばれる。
・αリノレン酸の含有量が3種類の中では一番多い。
・韓国では葉っぱをサムギョプサルを巻いて食べるのに使われている。
・味はクセが無く香りも強くないので何にでもあいそう。
とそれぞれに特徴があります。
僕は個人的に使っているのは亜麻仁油で、ごはんに醤油と一緒にかけると玉子かけご飯のような味わいを楽しんでます。
(醤油と合わせると苦みが薄くなります。)
■最後に
αリノレン酸は人体の健康に働かせる為にもとっても必要な成分です。
お餅を食べ過ぎて蕁麻疹がヒドくなった我が家の3男にも2日前から毎晩舐めさせてますが今の所蕁麻疹は出てません。
しばらく続けてみて本当にアレルギー症状を緩和させる事ができるのか。
という事をしばらく継続観察してみたいと思いますし
家族全員で使ってみて本当に記憶力や観察力が上がるか?
という実験もやってみたいと思います。
という事でこの情報がお役に立てれば幸いです。