いつも有難うございます。
石川県野々市市の自然食品店のっぽくん代表の小浦です。
よくテレビCMやチラシなどで、大麦若葉の飲みやすい青汁。
という宣伝をみかけませんか?
青汁のイメージは以前は「まず~い」というイメージがあったと
思うのですが最近は飲みやすい青汁が主流になってきています。
これは昔はケールが主体の青汁が多かったのですが
最近は大麦若葉の青汁がメインになってきているという事です。
そこで今日は飲みやすい大麦若葉の青汁と
昔からのケールの青汁の役割の違いについて書いてみたいと思います。
■大麦若葉の青汁のいいところ
大麦若葉はイネ科の大麦が原料となっています。
イネ科の植物は繊維質が多いのが特徴でして大麦若葉も成分の75%が繊維質で出来ています。
大麦若葉の若葉の青汁に含まれる繊維質は水溶性食物繊維(βグルカン)というものでして
体内に入った時には水に溶けてドロドロになり食べ物の消化スピードをゆっくりしてくれる作用があります。
それがどういうイイ事があるかというと
血糖値の上昇を穏やかにしてくれる。
*血糖値の急上昇はインシュリンの大量分泌につながり糖尿病の引き金に。
血中コレステロールを抑えてくれる
*血中コレステロールが高いと動脈硬化の原因になると言われています。
というイイ事があります。
これが大麦若葉の青汁に期待できる効果だと思います。
■ケールの青汁のいいところ
ケールはキャベツの原種に近いもので大麦若葉が稲の仲間なのに対し
こちらは野菜と考えて頂ければいいと思います。
ケールは乾燥する前の野菜の状態では91.2%が水分です。
そのままでは水を食べているようなものですが青汁にすると非常に栄養価が高い青汁になります。
栄養価の面においては大麦若葉の青汁よりも断然こちらの方が上です。
ただし最近では味もだいぶ改善されてきましたが大麦若葉の方が飲みやすいです(^_^;)
■まとめ
血糖値や血中コレステロールを気にしているのであれば大麦若葉の青汁
野菜不足の生活で簡単に野菜の栄養を摂りたいのであればケールの青汁
と使い分けて頂ければいいと思います。
ご参考までに。