ショックだ。
やはり安いものは安い。
二度会った人に、「あなたは魔女だ」と指摘された。
どういう意味だろう。考えてしまう。
魔女なあたしは、昔の男にコンタクトを取ろうと共通の知人に
間に入ってもらったが、不発に終わった。
魔女は何がしたいのか。
あたしでさえ判んない。
弱っているのかな。熱い熱い砂漠に放り出されたみたいだ。
幻の水、オアシスを求め彷徨う。いつも早とちりで終わっちゃう。
どんどんオアシスが無くなっちゃう。
悲しい。寂しい。辛い。恋しい。
だれもあたしを満杯にはしてくれない。何だかな。
美味しい水で喉を潤したい.満腹になりたい。
孤独を実感したくない。
でも、悪い夢みたいな色事はもう、いらない。
甘い甘い夢に身を浸したいよぉ。