恋人とは、しばらく逢ってない。 声を聞いてない。 名前を囁かれていない。 もう電池切れ。 あたしはただの遊び相手なんだろう。
まあ、恋人も仕事があるので、
忙しいのはよく判る。 この山の果ての病院は、
恋人の住む街とは少し、
遠いいのも判ってる。
そして、人には優先順位があるという事を。
恋人というか待ち人の貴方にとって、あたし は何番目なんだろうか。 あたしにとっては、 一位 恋人 二位 仕事 三位 自分 四位 旅と友達 五位 酒と煙草 である。待ち人にとっては、
あたしの気持ちは、重すぎるのだろうか。 負担なんだろうか。 綺麗な三日月を眺めながら、
ただ、思った。