サンフランシスコ慰安婦像碑文を承認、年内設置へ
2017年2月8日
大変残念ですが、2017年2月6日サンフランシスコ市芸術委員会にて慰安婦像碑文が承認されてしましました。
* 産経 2017.2.7 【歴史戦】米サンフランシスコ市、慰安婦像説明の碑文承認
これまで短期間にたくさんの皆様にサンフランシスコ慰安婦像設置に対する反対意見メールにご協力いただきました。
日本からの反対意見メールは、現地のニュースでも取り上げられました。
San Francisco Examiner は中華系の資本が入っているメディアですが、承認される直前の報道がこちらです。
* San Francisco Examiner February 6, 2017
San Francisco expected to grant final approval for ‘comfort women’ memorial
「サンフランシスコが慰安婦碑の最終承認へ」
記事には慰安婦像推進派の意見も書かれていますが、一方的な内容ではなく
・220の反対意見メールが届いた
・そのメール文の一例を紹介
“I believe the monument will divide your multi-cultural good communities. And also it will drive a wedge among U.S., South Korea, and Japan alliance, and that will only make Communist China and North Korea happy.”
「碑は、多文化の良きコミュニティーを分断することになるでしょう。また米・韓・日の同盟を分断するもので、これを喜ぶのは中国共産党と北朝鮮だけです。」
・2年前の碑設置決議の際には当時の橋下大阪市長から9ページにわたる反対の手紙が届いた
・韓国の釜山の慰安婦像に日本政府が反対を示した
・碑文は予定したものから書き替えられた
・セントメアリー公園には有名な中華系アーテイストSarah Szeが作品を設置する予定だったが、慰安婦碑も同じ場所に設置されると知って撤退した
なども書かれています。
メールを送った何人かにメディアから問い合わせもあったようです。
なでしこアクションで米国の慰安婦碑に反対意見メールを送る運動を始めたのが5年前の2012年から。
当時は、どんな穏やかな内容であろうが反対意見を送っただけで、右翼、歴史修正主義者のレッテル張りをされました。
その頃から比べると、中華資本のSan Francisco Examinerでさえ反対意見を取り上げるようになりました。
今回は承認されてしまいましたが、反対意見があることを現地メディアを通して表明できたことは良かったと思います。
サンフランシスコ市議会では後日、議会 the Board of Supervisorsで再度承認の投票が行われるのようです。
今後も情報等ありましたらご報告します。
引き続き皆様のご協力よろしくお願いいたします。