【領域(加工する範囲の指定)を選択したり、解除したりする前に…】 |
知らないと、「アレ?」ってなりやすいので、先に書きます。
レイヤー窓の、下の部分も本当は大切なのですが、省きます(ぁ レイヤー窓は、レイヤーの状態を表しています。 ・右側のチェックは、レイヤーの表示、非表示をしたい時に使用します。必要か必要じゃないか わからない場合、とりあえずチェックを外せば 表示もされませんし、他の拡張子(jpeg,pngなど)で保存する場合 消えたままの画像で保存されます。 ・窓の下にあるほど、レイヤーも下にあります。背景にしたい画像は、一番下になります。 (位置の変更もできますが、今回は動かしません。) ・青い背景と白い背景については、現在加工しているレイヤーが青、触れないものが白です。青背景の画像しか加工されませんので、白い背景の画像にチェックがはいっていて、消しゴムとか使用しても青い画像の部分のオブジェクト(描かれている画像)しか消えませんので 安心して作業ができます。 (これも、クリックで切り替えはできますが、今回は使用しません。常に上が青い背景の予定です。) |
【領域選択】 魔法の杖で選択して、"切り取り" |
色の差が小さい場所を選択したい場合、便利なツールです。
差が大きい場合は、他の方法を あとで書きたいと思います。 |
魔法の杖を選択すると、主にこの2つの設定を使うことになります。
適用モード: ・連続部分 画像内で連続している部分のみ選択したい場合は、こちらを選びます。 今回の合成用画像のピグアバターの周りの部分だけ選択したい場合などに最適です。 ・グローバル 連続部分だけでなく、許容範囲内の色全てを選択したい場合は、こちらを選びます。 ピグアバターの周りだけでなく、髪の毛の隙間にも同じような色がありますので、その部分も選択したい場合はこちらが便利です。 許容範囲: 色の誤差の範囲がシビアに選択したい場合は数値を下げて下さい。 (メーターの上でドラッグして左右に動かすと数値が変動します。) 単色の背景を選択するなら1%とか、なんとなく色が違うなという場合は10%とか、感覚が頼りなのですが何度でも気に入るまでやってみればいいだけですので、意外と簡単に決まります。 |
適用モード:連続部分
連続してる部分のみ選択(薄い水色が重なってる部分が範囲選択されている部分です。) |
適用モード:グローバル
非連続でも、色が今日範囲内であれば 選択されます。(薄い水色が重なってる部分が範囲選択されている部分です。) |
とりあえず、やってみましょう。選択したい部分をクリック。
(今回は、合成用画像のバックが単色なので コチラの方をクリックしました。) |
選択した部分はいらない部分なので、編集(E)→切り取り(T)をクリック
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とりあえず、"こんな感じ"になりました
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【領域選択】 なげなわで選択して、"切り取り" |
色の差が大きく任意の形に切り抜きたい場合は、
なげなわ選択で、切り抜いてみましょう。 |
ある程度細かい作業になりますので、ご自分のPCいっぱいに囲む範囲が見えるように倍率を上げると作業がしやすくなります。
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今回は、この辺りをスタート地点にしました。
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スタート地点で ドラッグしたら、ゴールにつくまで、左を押したままなので近づけすぎず、輪郭に沿うように囲んでいくほうが、確実だと思います。
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かなり大雑把に見えますが、これくらいで十分です。今回は必要な部分を範囲選択していますので このまま切り抜きしないようにして下さい。切り抜いてしまうと…
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※こうなってしまいますので、ご注意下さい。
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いらない部分を"選択範囲"にするには、編集(E)→選択の切り替え(I)をクリックすると…
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反転して、いらない部分が"選択範囲"になります。
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魔法の杖の時同様、切り抜きをします。今回はメニューバー以外にも ここにアイコンがありますので、ここをクリックして切り抜いてみます。
(作業的には、同じ作業です。) |
魔法の杖の時同様、切り抜けました。無駄な部分がまだ多く残っていますが次の作業でなんとかなりますので、この状態で切り抜きは完了です。
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次回は いよいよ仕上げに入りたいと思います。(つづく) |