むかしミクシーというのをやっていた。
というのをどころか、いまじゃほとんどのネット人口が参加
しているらしいからというのをどころじゃないと思うが。


やってたのは2年前ぐらいに遡る。
大学の友達の紹介で、2回拒否った挙句に入った。
「えっちゃん、まいちん、誘ってくれてありがとう。
 これで見えてるのかしら?
インターネットなど生涯使わないで暮らせると思っていた。
レポートを一太郎で提出していた。


「すいませんインターネットください。」


妙なことになった。


「ヘンタイですけどお友達になってください。」


マイミクシー申請というのがきていたんだけど…
「ああ!それ承認するとマイミクが増えるんだよ」
へえ…


「ヘンタイなんですか。マイミク登録よろしくです。」
ヘンタイであることに言及した上に感想も述べず。


「ありがとうございます。」
妙なことってのは続いた。


すみません、どこかで会った事ないですか?
※ナンパじゃないです


「わたしこの人に会った覚えはない。」
「じゃそう言えば」


ないと思います。


いや、イベントとかで。友達の友達ぐらいであんまり喋らなかったと
思うんですけど…


「あるのかもしれない」
「じゃそう言えば」


「ありがとうございます。」
なんか気づいたらいろいろマイミクというのが増えた。
勝手がわかるにつれて日記ももさもさ書くようになっていった。


そして日記のアクセスがのべ100人ぐらいになると
「ファンレターが来た。」
いきなり棍棒のような好意を受けとることがあった。


すみません日記読んでて午前中仕事になりませんでした。
「いや仕事なさって下さい」


勇気を出していうとファンです
「いったい何に対する勇気すかあれですか世間体ですか」


あははははっははっはは
「爆笑ありがとうございます」


そういうひとたちのほとんどは30代後半~40代前半の男性だった。
「10代女性」
が書いているのに10代女性からのメールなど皆無だった。
さらに、ブログにすると皆同世代の子とかからレスがつくいうのに
私のばあい、コメントがほとんどつくことがなかった。


「ものすごい真剣勝負を挑まれてるみたいで気が引ける。」
と40代男性。


「あれは読み手選ぶよ。テキストもいまの半分にしてもっと軽くていい。
 あんなドロドロした文書く子が10代ってのが正直びっくりした。」


「業なんだろうな。」
ドロドロした?
 
「40歳ぐらいの人じゃないとあなたを理解できないだろうし。」
遠いじゃない。


「何か言ったら斬られそうで恐いんだろ。」
・・・


「私だって戦場は選びますよ。」
ねーゆなってば、
「ねーみてコレ!!この女のブログ!!」
「はあ、」「自意識過剰だと思わない!?可愛くもないくせに」
だから?
「ブログで斬ってよ!!」
はあ?
「きってきってきりまくっちゃえ!!」
・・・


「その時狂っているのは、
だと思った|


面白いって思った初日記。お気に入りにいれるぐらいならつながっちまえって。
交流のない、不感症の関係になりそうですが良ければ登録よろしくです


「仰りたいのはこういう事でしょうか。」


すみません口の利き方がなってなかったと思います。。

狂っているのは、
コメントを書く|
「その子どもをずっと観察してて下さい。出来れば、その犬が死んじゃうまで。」


「嫌です。」
私よりずっと年上のくせに


「もし斬ったらどう思うの?」
「え」
「もしも私がその子を斬ったらどう思うの?」
「ああ、
「流石だなあって思うよ、、」

狂っているのは、


私の日記は私が選んだ人にだけ見てもらっています。
マイミクといっても、刺激のある人じゃないと面白くないと
考えていますから。貴女の日記を拝見するに、…


「嫌です。」
狂っているのは、


「『ボールは友達。』」「えいきなりされど他人。」 「・・・」
「またナーバスになっているのか」
「ツバサ君だって年中ボールと遊んでいるけどさあ、
べつにボールが身体の一部ってわけじゃないじゃん。」


「ボールとの付き合いを楽しんでるんだと思うんだよ彼だって」
「・・・」
ボールを蹴っとばしてるのはさ、そういうルールだからだよ。
サッカーの楽しみを得るために、
必要な所作だからしてるんだよ。
ストレスが溜まってて物を蹴飛ばしたい人間じゃない」


「プレーヤーだからでしょ。」
 
「ルールを知らない観客に、ただ肉体の帯びてる暴力性だけで包丁
 握らされたら堪らないに決まってる」

「何があったのか」「インターネットだもん。誰だか…」「余り気にするなって」
僕の個人的な話ばかりしてすみません何だったらネタに使ってくれて構いま
「ボールは友達だ」
肉体じゃない、


「私じゃない。」
暴力性をただ暴力としかとらえないのは観客の狂気だといいかけて
「ありがとうございました。」
表示されないうちに、こちらから見えない観客の前から消えたかった。