If you've ever felt like a complete good-for-nothing loser (who hasn't?), Radiohead's your kind of band. These polite chaps from stately Oxford, England who say "so kind of you to come" when you show up at their gigs are flying the geek flag high with their misfit anthem "Creep." It's a glum-but-catchy ditty with these self-flagellating words: "I wish I was special. You're so fuckin' special. But I'm a creep. I'm a weirdo. What the hell am I doing here? I don't belong here." Not exactly the life of the party, but Radiohead doesn't mind. "We're not really a have-a-good-time band," explains singer/guitarist/lyricist Thom Yorke in soft British tones. "I've got this thing that pop music can be something completely different than what it is at the moment. Pop as a medium is very stale. The radio tends to be full of songs that aren't that honest or frightening enough
important: "I don't think people are really actually interested whether it's me or not. I mean they identify with the song, not with me."

『オックスフォード上級学習向け辞書』より

動詞:
①(人間または動物)周囲の認識に触れないように
 ゆっくり物音をたてないように動く
②よつんばいになってゆっくりとすすむ


名詞:
①見ているだけで腹の立つような人
②ただ関心を買うためだけに親切にする人 


英語ではこの動詞&名詞を「クリープ」と呼ぶらしい。


クリープ BYレディオヘッド 1st『パブロハニー』


君がこの部屋にいたころ
眼も合わせられなかった
君は天使みたいだったから
肌をみたら涙が出てきたんだ


かろやかな羽根でふわりと空へ
君はとてもうつくしい世界にいる
そこに行きたいけど
この地面からはたぶんとどかない


僕は気狂いのピエロなんだ
ここで何をしてるんだろうと思う
ここは僕のいる場所じゃないのに…


運命をコントロールする力があれば
傷つくことなんかない
傷のつかない身体と心が欲しい
ねえ
側にいられないけど聞いてくれ
君は選ばれた側の人間だから
僕もそうでありたかったな


僕は気狂いのピエロなんだ
ここで何をしてるんだろうと思う
ここは僕のいる場所じゃないのに…


行ってしまうんだやっぱり君は
むこうの世界に行ってしまった


君の求める幸せがどんなものでも
どんなものを欲しがったとしても
君なら傷つくことはない
僕もそうでありたかった


ここは僕のいる場所じゃない
ここは僕のいる場所じゃない


という自虐的なセカンドシングル。
これデビューして2作目で出させる内容じゃないと
思うんですが。


めちゃくちゃヒットしたと。
これでレディオヘッドはブレークしたと。

「売れ線の一発屋」とまで言われたと。


・・・・お前がわからないよ90年代前半。


で訳なんですけど、
you are so fucking special
I wish I was special


そこに行きたいけど
この地面からはたぶん届かない


君は選ばれた側の人間だから
僕もそうでありたかったな


君なら傷つくことはない
僕もそうでありたかった


と3パターンぐらい意訳してます場面毎に。
この「fucking」がどうにも日本語でビシっとこない。
それがないだけ日本語はまだ上品なのか。

これ、

「fucking」という語があるとラジオでかからないといわれた
レディオヘッド。

レディオなのに。
ないヴァージョンの歌詞を「つくれ」「無理。」
「いや君なら出来る僕もそうでありたかった」
「・・・」
というやりとりの後に10分後に出来たそうです。
てかそれ以前に「羊の足」とか訳わからんトム語を
直させるためだったという話も。
売れ線狙えって。


さらに、
この曲は本国イギリスでチャート25位ぐらいだった頃
さきに何故か、


イスラエルで大ブレークしていたらしい。


急遽イスラエル公演が決まり、
入国する時に空港の税関職員までが彼らを知っていて
『クリープをここで歌わないと通さない』
と通告したためメンバー(+マネージャー)が生歌披露。


さらにその狂乱のイスラエル公演、
熱狂しすぎたファンがトムヨークの髪をつかんでむしりとる
という騒ぎに。

さらに『ライブのときベースをステージで弾かせてくれ。』
と加入(?)までも申告してくるファンが。
『それはファン心理だからぜんぜんかまわなかった。』
とベースのコリン、


さすがにメンバーチェンジには至らなかったものの
サウンドチェックでこのイスラエル人ファンが弾いた。

『僕もニューオーダーのベース弾けたらって思うしね』


てか、お前がわからないよ90年代前半。


PV  (レディオヘッドイスラエルに来てくれを招いたPV)
http://www.youtube.com/watch?v=lI3ijvy5tus&search=creep%20radiohead


LIVE (ユーチューヴァー失笑のトムの髪型とスタイルが何とも)
http://www.youtube.com/watch?v=uf9C_SLQCM0&search=creep%20radiohead