シー・ラブズ・ユー―東京バンドワゴン/小路 幸也
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東京バンドワゴンの続編ですね。


巻末に「あの頃、たくさんの涙と笑いをお茶の間に届けてくれたテレビドラマへ」と

書いてある通り、前作同様。

大家族物のテレビドラマそのまんま。


読んでるそばからドラマ(昔の)見ているみたいだなぁーと

思います

亡くなった祖母の目線で語られるところも、ナレーションを吉行和子さんあたりに

してもらえばバッチリ。


ある意味ベタベタなので、心配なく話は進みます

昔の人情物につきものの、周りの人間も家族同然に心配し、世話を焼く。

おせっかい、と言えなくもない

でも、涙が出ちゃうんですよね。王道の感動。

兄弟を親を思う気持ちに、ついねぇ。


これでいいんです!

著者もそれを狙ってるんです。

青ちゃんが、ありえないくらいに格好イイと祖母自ら語っちゃうとこもどうなのよ?と

思いつつ、ドラマ化は誰だー?って感じ。


私的にはIT企業の藤原さんがイイだけに、藍子がイギリスにいっちゃったのは

残念ー(笑


これは映画化はちょっと。

なのでドラマ化して、そのまんまじゃん!ってことに是非なってほしいです。