林 真理子
聖家族のランチ

林真理子さんの本です

なんとなく表紙につられて借りてきました


この本はミステリー?ホラー?なのですね。

それを知らずに、なんの前知識もなく読んだのはよかったかも

最初は、ある意味ありがちな?料理研究家として成功し、編集長と不倫

かわいい息子や娘、銀行マンの夫を手に入れた女性の恋愛と家族みたいのが

趣旨なのかなぁ~と思って読んでました。


ところがどっこい(笑)

いきなり話は、殺人事件になるわけです。


その殺人を隠蔽するためには・・・

そこで料理研究家という職業であるがゆえ(?)ある方法を思いつく

離れ離れになって、お互いに疲れきっていた家族が

その目的にむかって、じょじょに一つになっていくけれど・・


彼女の作品は、そんなにたくさん読んだことがあるわけでは

ないですが、楽しく読めるけど、その後の記憶にそれほど残るもの

ではないような、そんな感じを持っていて。。

この本も、読んでる間は楽しくてつづきを読みたいけれど、それで

どうなのよ?となると、うーーーん?って感じ。


でも、続きを読みたいな、とか、興味を惹きつけてくれるところは

さすが。


自分の想像とは違う展開が、面白かった本でした。