2014327日 映画「SAYAMA~みえない手錠をはずすまで~」(主催枚方上映実行委員会)をメセナひらかたで昼・夜の2回上映会を行いました。

昼・夜とも約60人、計約120人の参加がありました。

署名とカンパの協力もしていただきました。



昼の部には、ご高齢の方も来られていて、「石川さんは今どうしているの? 退職すると情報も入ってこないので…」などの質問などもあり、映画の上映会をしてよかったと思いました。


50年殺人犯というレッテルを背負いながら、無罪を勝ち取るたたかいを続けている厳しい状況なのに、石川さん夫婦の会話が温かくすてきで、映画を観た私たちの方が元気づけられたようです」また「『出会い』はやっぱり素晴らしいですね、出会いの積み重ねが、ひとを強くしていくんですね」等、感想をいただきました。



当日は、1966年静岡市で起こった「袴田事件」で死刑囚となっていた袴田さんが、再審開始と死刑・拘置の執行停止の決定で、48年ぶりに釈放された記念すべき日です。


  次は、石川一雄さんの番です!!

少しでも多くの人にこの映画を観ていただくことが、石川さんの再審開始・無罪につながっていくことを信じています。











狭山事件とは・・・

1963年5月1日、埼玉県狭山市で女子高校生が誘拐される。警察は犯人と接触しながら取り逃がし、、女子高校生は遺体となって発見される。警察の大失敗に世論の非難が集中。捜査にいきづまり焦っていた警察は、付近の被差別部落に見込み捜査を集中し、なんら証拠もないまま石川一雄さん(当時24歳)を別件逮捕。1カ月にわたり警察の拘置場(代用監獄)で取り調べ、ウソの自白をさせて犯人にでっちあげた。獄中32年、仮出獄後18年。石川さんは50年無実を訴え続けている。