この企画が発表されたとき、
綱島温泉に参加できなかった自分としては、
Negiccoはもうこういうイベントを開催してはくれなかろうと思っていたので、
内心、雄叫びをあけたくなった。
朝から参加して大広間で呑んだくれつつ、温泉入浴を繰り返し、
その合間合間に、Negicco、Especia、lyrical school、
この3グループのライブに参戦できるなんて、素晴らしすぎるイベント。
と考えていたところ、
よりにもよって仕事が入ってしまい、
どうあがいても現地到着は15時前後。
公表されたタイムテーブルによると、
リリスクさんの途中からにしか間に合わない。
しかも、みなさんはすでにほろ酔い気分だろうけれど、
こちらはまっさらなシラフ状態。
はたして現地の空気に途中から馴染めることができるかどうか、
かなり不安になってしまった。
迎えた当日、
新小岩駅南口を14時40分発の送迎マイクロバスに乗り込む。
10分ほどで到着し、入場。
1階受付にも、かすかにリリスクさんたちの歌声が聴こえてくる。
本来ならば、
ここで入浴を済ませて、ビールも飲んで少しでも酔っ払ってしまっておきたいところだけれども、
さすがに歌声を聴いてしまうとそういうわけにはいかず、
ハヤる心を抑えつつ、階段を昇ってゆき、
4階の会場に到着する。
するとっ!
おおっ、リリスクさんだっ!リリスクさんだっ!
しかも、ここの館内着でパフォーマンス。
ということは、Negiccoの3人も、もしかして、同じ衣装の色違いで登場するのかもしれない。
撮影禁止の張り紙がどこにも掲示されていないから、撮してしまおう。
ということで、こちら。
楽曲は、『FRESH!!!』
いい曲だなあ~、さすが、tofubeatsさんプロデュース。
会場を見ると、
前半分が座敷の着座スタイルライブエリアで、後ろ半分がテーブルあり。
テーブルにいる方々は、のんびりと飲食しながらステージを眺めていらっしゃる。
みなさん、実に楽しそう。
朝から参戦できなかったことが悔やまれる。
自分はと言えば、
今回は宴会場脇の廊下から、スタンディングで参戦することにした。
リリスクさんを結局、3曲聴くことができたわけだけれども、
元気ハツラツ、弾けていて、明るいアイドルラップって、やっぱり、いいね。
リリスクさんのライブが終了すると、
ライブエリアの方々の半数以上が場所を入れ替わった、
そこからは、Negicco登場までの約20分間のDJタイム。
Negiccoの「葉渡莉」さんのCMソングだったり、田島貴男さんの楽曲だったりで、
さすが、わかっていらっしゃる。
その間、とうぜんライブエリアの方々はノリノリだし、
ビール瓶や缶ビールを片手にウロウロしている方々もちらほら。
なかには、ビール瓶のまま、ラッパ飲みする女性も。
定刻の15時30分。
撮影禁止を告げられる、おやまあ、そうだったのか。
司会者の呼び込みとともに、出囃子なしでいきなりNegiccoの登場。
3人のステージは武道館での三人祭り以来だから、約4ヶ月ぶり。
今回の衣装、初見だけれども、
ワンピースの白色が清らかさと上品さをアピールしていて素敵だ、
そしてスカートが揺れるたびにチラリと顔をのぞかせる緑色の生地が、
ネギを表現していて、それがとてもいいアクセントになっている
(館内着ではなかったのは、ちょっと残念だけれど)。
ネギライトも一斉に点灯して、ちょっと野音を思い出させる光景。
【セットリスト】
1. ネガティヴ・ガールズ!
2. トリプル!WONDERLAND
3. 自由に
4. 圧倒的なスタイル
5. アイドルばかり聴かないで
6. ねぇバーディア
7. ときめきのヘッドライナー
ノリノリな7曲。
『圧倒的なスタイル』、
自分はラインダンスには参加せずに見守ったのだけれど、
ライブエリアのすべてのオーディエンスが肩を組む、
その密集度がすごくて、それこそ、この光景に圧倒されてしまう。
3階にいた方々には、天井を通してその響きが伝わったと思われ、
驚かれたのではなかろうか。
『アイドルばかり聴かないで』、
合いの手の 「ざんね~ん」、これがぽんちゃの指示で 「おんせ~ん」に変更、
さすがのさすがで、ニンマリ。
『ときめきのヘッドライナー』、
リフトとモッシュサークルがライブエリアの右後方に出現、
まあ、この会場の形態と、酔った勢いということと思われ。
参戦するまでは、
途中参加で果たして会場の空気に馴染めるかどうかを危惧していて、
その心配は、
結局はシラフのままでは払拭することができなかったわけだけれど、
それはあくまで自分側の都合であって、
どんなライブ環境下でも、Negiccoは、Negicco。
3人のライブを観聴きすることができれば、
それだけで満足感に充たされる。
MCでは、明日日曜日のお昼頃に新曲の詳細が明らかになるという告知がなされ、
期待感が一気に高まる。
その期待感を抱きつつ、温泉入浴することもなく、家路についた。