「“ななのん” ハロウィンパーティーナイト」 | 計画をねりねり・・・・・・。

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思いつくままにオッサンが、Negicco、WHY@DOLL(ほわどる)を筆頭とする音楽、そして映画や読書のことなどをゴチャゴチャと。

「“ななのん” ハロウィンパーティーナイト」
10月25日(土)19:00~
秋葉原TwinBox GARAGE

     

なあ坊豆腐@那奈と、前田希美のユニット “ななのん”。
そのデビュー曲「ななななのんのん」を、御大小西康陽氏がプロデュースしている。
元ピチカート・ファイヴの小西氏には、日々たくさんのオファーが届いているはずである。
そのなかから、“ななのん” を選んだわけは何だろうか?
それを知りたくて、参戦してみた。



この日は社用で出勤していたため、会場の「秋葉原TwinBox GARAGE」 まで会社から歩いて7分程度。 開演ギリギリに入場。


初めて見る、なあ坊豆腐@那奈と前田希美。
2人とも、すごくきれいだ。
那奈ちゃん、顔がめちゃくちゃ小さく、モデルばりのスタイルで、このままパリコレのステージに立っても不思議ではない。
前田希美ちゃん、率直に言ってかわいい。それに尽きる。こんな娘に見つめられたら、どうにかなってしまうだろう。

       
     当日の衣装の2人(那奈ちゃんのTwitterより拝借)

1曲目はピチカート・ファイヴの名曲「東京は夜の7時」、これを聴けただけでうれしくなってしまう。だれが歌っても、この曲の魅力は変わらない。
2曲目は、Perfumeの「チョコレイト・ディスコ」、ここでも自分の好きなこの曲を聴けるとは。ますますうれしくなってしまう。
2人の歌唱力は安定のもので、安心してステージを見ていることができる。
オリジナルがまだ1曲しかない彼女たちだから、カヴァー曲を披露してゆくのは当然だろう。でも、どんな曲でも歌いこなしてゆくし、変にとんがった雰囲気がなく媚びるところも感じられないのは好ましい。

MCでは、2人に関するクイズ。
入場時にA4サイズの紙を一枚渡され、その半分が赤色になっている。それを各自が半分に折りたたんで、正解と思われるのが那奈ちゃんなら赤色、白なら希美ちゃんで表してゆく。
ジャンケンや指相撲はどちらが強いか、アンパンマンの似顔絵をどちらがうまく書けるかなど、たわいないものだけれど、2人のことをほとんど知らない自分にも、2人への親近感がわいてきてこたえられなかった。正解者だけが次のクイズへ進めることができ、最終的に勝ち残ったのは、女子大生っぽい方。その方にはサイン入りTシャツがプレゼントされていた。

つぎに、ソロタイム。
那奈ちゃんは、KARAの曲をバックにダンスを披露。このダンスパフォーマンスが切れっきれで驚いた。
希美ちゃんは自分のオリジナル曲を歌ったのだけれど、曲を聴くよりも赤ずきんの仮装をした彼女に見とれてしまっていた。

最後の曲は、シングル「ななななのんのん」にカップリングされているピチカート・ファイヴの「ベイビィ・ポータブル・ロック」、これのオリジナル歌詞を小西氏が“ななのん”仕様にしてくれていて、なんとも楽しい曲なのだ。

アンコールは当然、デビュー曲「ななななのんのん」。2人ともこの曲を歌っているときがもっとも輝いていたし、小西サウンド全開の曲調、小西ワールド全包囲的な歌詞、それをソフィスティケートされた2人が歌うからこそ、洒脱な気分をたっぷりと味わうことができた。
やたら賑やかしいアイドルや、明るさを強調するアイドル、アゲアゲでノリノリで元気溌剌なアイドル、可愛くぶりっ子するアイドル、そんな、往々にして見られるアイドルとは一線を画し、ちょっと大人びた、どちらかというと落ち着いた、でも都会的で瀟洒で、にもかかわらずとぼけた味わいをも少しあわせ持つ個性的な2人のユニット、そんなところに小西氏は惹かれたのではなかろうかと、勝手に想像してしまった。


終演後は、2人の撮影会。
昼夜2回開催された今日のイベントの両方とも参戦していると自動的に参加可能で、夜だけの参戦者でも希望する場合は3,000円のPRESS券をその場で購入すると参加できるというもの。
ポンコツガラケーに内蔵するカメラしか持っていない自分は、参加しても仕方ないのでその光景を眺めていたが、次々と見事にポージングしてゆく2人。自分の魅せ方をよく把握していて、大したものだ。

それにしても今日のこの場につどった100名程度の人々。自分のようなオッサンもいれば女子高生もいるような年齢層が幅広く様々で、男女比は8:2。キモいオタクっぽい方はほとんど見受けられなかったけれど、ハロウィンパーティーにちなんで仮装している方々もいたりして、いったいどんな方たちが集まっていたのだろうか?