問題7(200字以内)

幕藩体制下の上層農民にとって、識字や計算の能力を身につけておくことが重要だったのはなぜか。

農村支配のあり方や経済の発展に即して述べなさい。

 

問題8(200字以内)

第一次世界大戦後、東アジア・太平洋地域の諸問題を討議するために、ワシントン会議が開催された。

この会議で結ばれた諸条約の内容、および会議を通じて形成された新しい国際秩序のもつ特質とそれに応じた日本の外交姿勢について述べなさい。

 

ヒント

問題7

思考を進めるにあたって、「農村支配のあり方や経済の発展に即して」という問題の限定を無視しないようにしたい。

これは事実上のヒント。

 

「幕藩体制下の上層農民にとって、識字や計算の能力を身につけておくこと」は、「農村支配のあり方」という点でそもそも不可欠なもので、「経済の発展」に対応するためにますます必要とされた、という論理を肉付けできればよい。

 

問題8

外交史・対外関係史のなかで、ワシントン会議関連の事項はもっとも出題頻度が高いところの1つ。

解説では、ワシントン体制の全体像を振り返ることにしたい

 

解説解答は、以下で確認してください。

問題7「200字論述新研究17(問題7を考える➊)」

問題7「200字論述新研究18(問題7を考える➋)」

問題8「200字論述新研究19(問題8を考える➊)」

問題8「200字論述新研究20(問題8を考える➋)」