気がつけば11月ももう終わりますね。というわけで、今月はライブが2本あったのですが、そのうち先週末の24日に終わりました「秋のアニソン祭り!〜マクロス35周年を勝手に祝おう〜」のレポートです。

 

マクロスといえば、アイドルが歌で平和を祈るという壮大なロボットアニメで、なんとオーディションで選ばれた歌姫が戦闘中に歌うことによって戦いをやめさせるという、もうなんというか理想郷のようなお話でした。

 

当然、その楽曲に力がなければ物語は本当に茶番になってしまうのですが、初代マクロスの「愛・おぼえていますか」を始め各シリーズで、その時々のトレンドに乗った楽曲を散りばめております。

 

アニソンブームの火付け役となったマクロスFの菅野よう子節を始め、最近のデルタでのワルキューレの楽曲など、その時代のキャッチーなメロとアレンジで人気を博してきまして。

 

で、むらさきも声優ライブなどでこういう楽曲を演奏する機会が多く、またお世話になった初代マクロスの故石黒昇監督がなくなって5年、マクロス自体も35周年ということでこの企画を組みました。

 

で、まあどういうくくりでやろうかなという時にライブゲストの際は必ずと言っていいほどマクロスものを持ってくる声優の相馬優ちゃんがいるではないかとふと思いつき、彼女に相談してラインナップやらをだいたい決めて、あとはどうしようかなという時に、ちょうど新人でとても可愛らしい声優さんと別の仕事で一緒になり、歌のデモなど聞かせていただいているうちに「これはいい!」となり倉知玲鳳ちゃんにオファー、最後もう一人と思っているところに、並木のり子さんの出演する朗読劇で一緒に出ていた鳥越衿香ちゃんの歌声を聞いて、これ決まりじゃない?ということで、こちらも出演快諾頂き、今回の歌い手が決まりました。

 

さてさて、その後選曲を経て、いざバンドアレンジという段になるとこれがあんた・・・もう大変で。まあ、初代、7、Fあたりはまだ80年代〜90年代の生バンドに近いものがあるのでなんとかなるのですが、デルタとなるともうありゃあ、人間では無理ですな!というわけで、できるだけシンプルにかつかっこよくいいとこどりのバンドアレンジにしました。またあとで述べますが、これにより意外なことがわかりました(笑)。

 

一番大変だったのは、キーボードのジョン中山でしたね。ギターの近藤博和と連携しながらシンセアレンジを組み立ててなんとか収まった感じです。ドラムのブータン宮本にとってもこれだけHi Hatが16ビート、バスドラムが4つ打ちだらけってものなかなかないんじゃないですかね?ベースはベースでシンセベースのパターンか拾ってくるもの大変で・・。とくにワルキューレは低音が軽いアレンジが多いのでなかなか苦労しましたです。

 

とここまで前置きが長すぎてちょっと時間がかかりすぎましたので中身についてはまた後日!ではではお楽しみに!!