香川レポート② | ノイジャーナル by NOI CORPORATION

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レポート①の続き


《日本視察はボルシアにとっては有益だった。今日までは間違いなく。

なぜセレッソ大阪はこれだけ才能のある香川ともっと長期の、有利な契約を結んでいなかったのだろうか。そうすればもっと高い移籍金を得ることができたのではないだろうか?

日本で監督業をこなし、内情をよく知るドイツ人ゲルト・エンゲルスはこう説明する》


あ、つい先月横浜ドイツ学園のオクトーバーフェストでエンゲルスを見たっけ。周りはあまり気づいてなかったようだけど。あ、これまた失敬。


《『ここでは持久力よりも技術が重要視されるため、すでにそこで俊敏な動きをするタイプの選手はふるい落とされる。その上クラブは経済危機により企業のサポートも不十分でリスクを避け、消極的になっている』》



前半の理由はよく分からない。技術が重視されるのであれば香川はふるい落とされないし、移籍金の件とも繋がらない。何を言いたいのかよく分からないが、まいっか。


《ボルシア・ドルトムントにとっては幸運だった。ヴェストファーレンは香川のリスクを恐がらなかったし、その決断は今日まで大いに報われている。
日本サッカーの宝石について、浦和レッズのフォルカー・フィンケ監督はこう述べる『私はどうしても彼が欲しかった。わざわざ電車で大阪まで行って香川と彼の父親と2時間も話をしたんだ。しかし彼は息子がヨーロッパに行くことを望んだ。残念だが仕方が無かった』》


これまた初耳。

あ、フィンケ監督解任されましたね。


《フィンケは香川のことをこう褒めちぎる『彼はスペースを読む能力に長けていて、驚くほどよくボールによく絡む。』


間違いなく「大当たり」のShinji Kagawaは今期新加入のブンデスリーガーの中で平均2,46点という突出した評価を受けている(チームメイトのヌリ・シャヒンだけが2,42点で香川より少しだけ高い評価を受けている)。
そして香川はKickerのベストイレブンに既に6回も選ばれているのだ。》


ちなみにシャヒンは新加入選手ではない。

記事の最後はこう締めくくられている。ちょっと意訳。


1500万ユーロで新加入したジエゴはヴォルフスブルグを良い方向に導くことが出来ていない。金額は必ずしも成功を保証しないということだ。その面でドルトムントの香川獲得は大きな幸運だった。》


香川の金額は35万ユーロ、ジエゴの約40分の1


この記事を見ても分かるようにKAGAWAはドイツでも相当高い評価を受けている。

今までブンデスリーガで活躍した日本人の中でも今のところ間違いなく最高評価だろう。

そういえばSportBildにも香川君の写真が大きく載っていた。

そっちの記事も出張中にかけるといいが。


レポート③に続く。



By K.S.