昨日の朝のこと。玄関先にめじろの死骸がころがっていた。川端康成や志賀直哉ならばそこにしゃがんで飽かずに眺めているのだろうが、こちらはさてどうするかと現実的な対応に悩まされた。


前の晩の雨風にやられたのだろうかとも考えたが、そうではなく、ウチの庭を散歩コースにしている猫が通行料の代わりに置いていったものと推測するのが最も妥当に思われた。


気持ちは有難いのだが、正直迷惑なだけであった。



NOGAWAN