• 21 Jul
    • 人の理。

      例えばの話。どこまでも畑が広がる欧州の田舎町で老人に「午前11時から午後の14時半までは神様がいなくなる時間なのをご存知か」と言われたら、きっと僕はうまいことを言うものだと感心してしまうに違いない。味気なく翻訳すれば生産性が落ちる時間帯と言えよう。夏場は特にそうだ。そう考えるとシェスタという習慣はなかなか合理的に思える。もっとも、万事が世知辛い昨今のこと、最近のシェスタ事情がどうなっているのかは知らない。まだこの時間は開けた窓から武蔵野の風が入ってくる。今日も暑くなりそう。   nogawan

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  • 19 Jul
    • 名残の風。

      トトロの森にあるような大きな欅の木が名残の強い風に揺れる音がここまで届いている。昨晩、雨があがった後、散歩した。あれだけの雨のシャワー(おまけにプラズマの消毒?)で汚れがすべて洗い流されたような、いつもとは違う空気を思い切り吸い込んだ。雷が最もひどかった時間帯、遠くの小高い丘の同じようなところに落雷が重なるのが見えて、いったいあそこには何があるんだろうと思っていたら、とある大学の建物に集中的に落ちていたことを後でニュースで知った。   nogawan

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  • 18 Jul
    • 疲弊。

      この辺りにはめずらしく、さきほどまで嵐に見舞われていた。大嫌いな雷が次々と落ちるなか、突如、突風が雨や雹を巻きあげて、隣家すら見えなくなるホワイトアウトと化した様子は、まるで竜巻に巻き込まれたかのようで、これがダウンバーストと呼ばれる現象なのかと考えた。いまは嘘のように青空と日差しが戻っている。やれやれと念のためケーブルと電源を抜いたパソコンを元に戻す。最近の雨風には情緒というものがまるで感じられない。何をしたわけでもなく疲れを覚える。   nogawan

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  • 13 Jul
    • 仕事。

      そういえば学食で昼ご飯を食べることはあっても昼下がりの学食で珈琲でも飲みながらひと息いれたという記憶がないことに気がついた。学生時代の話ではなく勤務していたときの話である。もっとも、消防士さんがランチを食べているだけでさぼっていると苦情が入るお国柄なのだから、そんなことを思いつかなかったとしても無理もないのだが、改めて、それがとても貧しいことに思えて心が痛んだ。   nogawan

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  • 10 Jul
    • 午後。

      武蔵野の午後も暑い。白々しく重たい日差しが建物の輪郭をのっぺりと溶かしている。熱い珈琲なんぞ飲むから余計に暑い。パソコンのCPUはなんとか40度以下で動いている。   nogawan

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  • 08 Jul
    • 武蔵野

      新日本風土記ネタをもうひとつ。先々週は「武蔵野」だった。たまにお見かけするご近所さんが出ており楽しく拝見した。ナレーションが、武蔵野の風は戦地から戻った大岡昇平に生きる力を与えた、と説明するように、1000年も前から人の住むこの辺りに吹く風には独特の匂いのようなものが確かにあって、ふと感じる分断されていない時間の欠片が別荘族や作家たちを惹きつけたのだろうと思われる。映画版「武蔵野夫人」が撮影されたのが今の形に姿を変える前の池だったはずで、機会があれば観てみたいと思っている。   nogawan

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  • 05 Jul
    • 続き。

      昨日の続き。そういえば昨年末のブログに、森見登美彦さんが小説に描かれる学生生活が愛おしい、いまでもこんな学生生活はまだ残っているのだろうか、と書いた。今回、新日本風土記を観て、きっと、エセンスのようなものが、確実に、まだ大学に残っていたのだろうと思われ、それがまた羨ましく思えたのである。   nogawan

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  • 04 Jul
    • 分断のない。

      先週の新日本風土記は「京都」。京都大学吉田寮の話も職人さんの話も本を貸してくれた古本屋さんの話も涙が出るほど正しい、その在り方に正しさを感じてしまうのは、きっと昔と今と未来がつながっている、すなわち、今のやり方は過去から続くもので、それが将来にも通用するという確信を感じさせてくれるからなのかも知れず、時間軸が分断され、カンフル剤で延命をはかる中央から距離があるということが幸いしているのかも知れないとも考える。大学に関しては、是非はともかく、当節流の新しい建物にすることが、生活形態の変化を招き、失われていくものも確実にある、と思われる。   nogawan    

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  • 03 Jul
    • 鶴じゃなくて鵯。

      選挙の日。道すがら突然パタパタと音をたてて一羽のヒナが落ちてきた。まだ上手に飛べないらしく道路にうずくまって鳴き声をあげている。電線のうえでは親鳥なのかヒヨドリらしき二羽が心配そうにこちらを見て鳴いていた。助けを求められていることは理解したが、どうする。困る。どこから落ちてきたのか分からない。よくよく見渡すと、ヒナがもう一羽、垣根の枝にこちらは我関せずといった風でとまっていたので、落ちたヒナをその隣に戻して、あとは親鳥に任せることにした。あとから鶴の恩返しの話が頭をよぎった。昔話では助けられた鶴や亀はお礼に現れる。不思議なのはお礼の内容で、ご存知の通り、それは飲めや歌えやの乱痴気騒ぎだったり、自分の羽を抜いてはたを織るという目に余る自己犠牲だったり、とにかく子供の頃に読んだ話ではそういうことになっている。無償性ということについてあるいは考えてもいいのかも知れない。それはともかく。鶴じゃないが、もしきれいな娘が恩返しに現れたら、その時は改めてここに書こうと思う。   nogawan

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  • 27 Jun
    • 貪欲。

      ずっと行きたかった場所。いま絶対食べたいもの。同じ言葉でも若い人が使うと眩しい。お腹一杯になるまで食べた子供の頃のように生きることに無自覚で貪欲な眩しさ。   nogawan

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プロフィール

nogawan

自己紹介:
1963年生まれ。2010年退職。やり残した宿題と向かい合う日々。

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