Xmasの奇蹟 第13話~第14話 | のだめと申します!

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日頃ノドまで出掛かってるが中々言えない事、
今まで語れずにいた「ノドまでタメてた話を申告」などを掲載していく
自由ブログです。

なんだかんだ、ありつつも、時間もなくて記事が思うように書けずに悶々としながらも

どうにか、こうにか、書いてるぜい!

前記事は、目が回る記事になってしまったぜよ~。

・・・・いや、あれは、大分前に・・昨年だな、下書きで倉庫に置いてあったものを気まぐれにアップしただけさ。

ちと、遊んじゃいましたテヘヘッ(*゚ー゚)>





第13話 「新しい人生」
はい!全国の韓流ファンの皆様ーーーー!!!
お待たせしました。パク・ヨンハの登場の回です!



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この時ばかりは、直(高橋かおり)や実花(蒲生麻由)も
「いや~~ん、きゅん♪(n^。^)/キャーー!可愛い♪」だったこったろうよ。
というか、後ろで蒲生麻由ちゃんがマジ嬉しそうだったぞ。

主題歌「最愛の人」のメロディに乗って爽やかな

元祖ハニカミ王子がココに参上だ。


そんなキャ~~なパク・ヨンハを前に直が
ゼノに楽曲提供をという話をお断りしますって何だ?

パクさんがどうということではないんです、
ただ、ゼノはあくまでクラシックのアーティストです。
ポップスの曲を書くことはありません。

パク・ヨンハの人気に便乗すれば、さらに話題になりアジア方面でも活躍できるし~
ゼノの曲をより多くの人に聞いてもらうんじゃなかったのか?と柏木。

「韓国でー青の月ーヲ聞イテ、トッテモ感動シマシタ
ドウシテモ貴方ニ会ッテ、曲ヲ御願イシタクテ日本ニ、キタンデス」

曲が良ければクラシックもポップスも関係ないんじゃ?という柏木の意見に
博人(大内厚雄)も同意し、「ポップスでも構わない」とのたまう。
博人ってば実はクラシックが苦手で、こっちで売れたら志向変更して自分らしくやろうとしてるんじゃ?

と言うわけで話は成立してしまった。
博人はパクに向って「よろしくお願いします」と、改めて手を差し出し
パクは「コチラコソ、アリガトゥゴジャイマス」と、ようやく二人はガッチリ握手が出来た。


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中央の居た実花が羨ましそう「アタシも握手したい!」顔に見えたのは気のせい?
「あとはこっちでやります」と柏木
ここで、「楽シミニシテマス」とパクさん退場。


博人は、
「彼への楽曲提供きっかけにゼノの曲に興味持ってくれてそれがクラシックに広がればいいと思ったんだ」
と並べた。韓流ファンを根こそぎお持ち帰りな上にゼノへの注目度にも多大だという事だよね。

直は、アルバムの中の一曲という提案をシングルカット曲にする事。
楽曲提供ではなくて、ゼノとのコラボレーションという形にする事。
当然パク&ゼノの二人でテレビ出演とかPR活動を行うという条件をつけた。
うん!間違えなく、韓流ファンのオバちゃんたちがこぞって買い占めてくれるさ。


直は、今回の話を柏木の提案でもあるので快く思ってないが、
やるからには「逆に利用してやる」ぐらい思ってるので、博人にいい曲を作るよう発破をかけ
いつでも部屋に来てピアノを使ってもいいわと鍵を渡す。
あれ?折角作ったスペアキーってやっぱり一度直に返してるのかな?・・・そうだよね、博人は紳士だから。

すると、実花が「じゃあ、この鍵は、私が預かっとく・・・ネ?」間に割って入る。ぶははは!
まあ、その方がいいわね。他人が勝手自由に出入りするものじゃないから。
いくら紳士の博人さんでも、いつオオカミになるか判らないんだし。寝顔キス未遂事件もあるし。


林田家では、仁美(水崎綾女)が、光(千代将太)と風船でキスをごまかした話をして盛り上がっていた。
サッカーボールを磨きながら「そんな事よりもっと他に大事記憶あんだろ?」とちょっと不満な光。
健(窪田正孝)が話を合わせてくれたのも判らないオメデタイ仁美は、すっかり上機嫌。
そこへジュースを取ってきた健がやってきたので、腕を絡ませベタベタベタ・・・・。
焼きもちを妬いた光は、健にサッカーボールをぶつけた
が、素早くそれを足元で受け止めてポンと手までけり上げたのだ。


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どうやら、サッカーは忘れてないようだ、というか身体で記憶してるって事らしい。

ボールを光にぶつけ返す健、コケてしまいなんだよ~向かってくる光とじゃれあう二人。
仁美が大笑い。等身大の窪田クンになってるよ。。
「ただいま~。!賑やかね~」と嬉しそうな母・江利子。

バイトの時間だからと健が出かける。
散らかったものを片付け始める仁美。←育ちがイイコだよね。
「いいのよ~仁美ちゃん、ありがとう」と受け取ったゴミをゴミ箱に捨てようとしたとき
不審な走り書きが見える丸めたメモが・・・・広げると先日健が書いた譜面。


ノクターンで、健がピアノキーを触っていた。
キチンと座りなおしてベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調 作品27-2「月光」を弾き始めた。
月が付くものに拘るのね・・・・・。


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奥から「驚いたピアノ弾けたのね!」とミツコ(白石まるみ)。
ピアニストと付き合っていただけに音の聞き分け鋭く「中々のものだわ」と感心して、店の始る前に
好きなだけ弾いて良い事になった。なんか都合よすぎ。
しかも、入って来た得体の知れないバイトの子に合い鍵渡しちゃうのもね~~。
窪田クンが可愛いから♪

直がミツコに今度コラボ企画がある話をする
コラボする相手のアーティストがパク・ヨンハとまでは、言わない直。そんな話なんぞしたら

キャーー!!サイン貰って来て!なんならまたウチの店使っていいわよ!なんて騒ぐかもねミツコさん!

そんな中、直と健は何処で知り合った?なんてことを素朴に尋ねるミツコさん
そーだよね、あの会話の仕方なら古い知り合いって感じだもんね。
健は「病院です。以前入院してた病院です」と誤魔化す。まあ、まんざらマルきり嘘でもない。
ミツコが他の接客で席を外すと、直は健の記憶戻しに協力したいとのたまった。
自分が浩志だのゼノだのいう事は、きっと浩志と関係があったと思うしアタシも知りたい。
健が浩志に似てる感じもするし~とか
もしウチに来て何が思い出せるなら来ても構わないからなんて言ってる。

なのに健は、いです、俺の記憶や浩志さんとの関係を知ってどうするだとか、
もうアナタは違う人と別の人生を歩き始めてるだとかってすっかり僻みモードだよ。
直の博人さんとは何でもないという言葉も「別に俺にイイワケしなくても結構です」とかさ~~。
フテクサレの健だ。


直が帰ると博人が作曲を進めていた。
実花が博人にもう終りにして食事して帰ろうと誘う。
博人もまんざらでもない感じで引っ張られて退散。
けど、実花は浩志のコートがいつまでもコートハンガーに掛かってるので
「いい加減捨てたら?なんならアタシが・・」と言う出しゃばりな妹。
自分が恋に積極的だからって人の事を煽るなよ・・・。

直は、浩志を忘れられないぞ。コートを抱きしめて思い出に浸ってるし。
その傍ら、コラボ企画の契約書は見事にキッチリしさせ柏木を感心させてるし。


ノクターンで、ミツコと柏木。
直からコラボの話を聞いたと話すミツコ。詳しい事は話してくれなかったけど・・・ってオイ!
やっぱり、パク・ヨンハの名なんか出すと、興奮しちゃって大変だから伏せたのか?
健のあるCDをかけさせるミツコ。
以前付き合っていた恋人・榊 俊和が残したたった1枚のCD『月光』だった。
ミツコは、俊和が自分が柏木を徐々に愛し始めたことに気付いていた
ケガをしてあんな状態だったトシカズを私の裏切りが追い打ちをかけたんだとのたまう。
柏木が帰った後、健は「この音が、今のミツコさんの自由を縛ってるんですか?死んだ男が」
って失礼だろ?オコチャマの癖に。。。すいませんとあやまってたけど。


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健が自室で「月光」を聞いてると、母・江利子が入ってきて「こういうのも聞ようになったんだ」
と、なんだか探りを入れてるようだね。事故のあと、始めは元気で居るだけでいいと思ってたけど、
やっぱり変わってしまった腱に記憶を取り戻して欲しいなんて欲出してゴメンネと謝る江利子。
健がいてくれたからいままでがんばってこれたの腱が事故の前と様子が違っても驚かないから
なにか悩んでることあったらなんでも話してねという江利子にウザさを感じながら
「ありがとう、心配かけてごめんね。でも・・・大丈夫だから」と言うしかない健。
だって、後ろから声を掛ける母・江利子に健は、イライラをやっと抑えてる風だったぞ。


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江利子の顔を見てるときは笑顔になってる。
江利子のアップの時でも斜め横顔がチョットだけ映ってる窪田クンは、キチンと笑顔作ってたよ。エライ!

                                            
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直の部屋で、パク・ヨンハの為に博人がー青の月ーを弾く事に。
韓国へ帰る前に是非聞きたいという要望だった。
「タノシミシテキマシタ・・」と博人と握手をするパク。

博人の演奏が始る。柏木&パク&直・・・・厳しい顔。。。ただ1人判んない実花がウットリ。


「嘘をつき続けるのはしんどいな・・・・なあ、博人」
自分と博人を重ねあわすかのように部屋で独り言を呟く健。


博人の演奏を聞きながら、腑に落ちない顔をするパク。


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演奏が終わると立ち上がり
「有難ウゴジャイマシタ。素晴ラシカッタデス」と博人に握手をする。
だが次の瞬間彼はこう言った
「弾キ方ヲ変エタンデスカ?」
博人は、なんだかギクリ(汗「いえ・・・特には」
次に、直&柏木に向かって
「ソウデスガ・・・・スミマセン、今回ノ話ハ、ナカッタ事ニシテクダサイ」とパクは契約を白紙に。
これには直もビックリ!大焦り。ワケを聞くと
「CDノー青の月ーハ、本当ニ貴方ガ演奏シタンデスカ?」とパクに突っ込まれ「勿論・・」と焦る博人
益々納得いかない顔になるパク
「月ガ、見エマセンデシタ。初メテCDヲ聞イタ時ハ、見エタンデス、マルイ月ガ・・・スイマセン」


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おおおおお!一番キツイ一言だね。直にとっても。

「たった一回聞いただけで、なにが判るっていうんだ!」と逆切れする博人。


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「スイマセン。。残念デス。帰リマス」と一礼して去って行くパク。
ショーーーックな博人に追い討ちを掛けるように
「本物に、まがいものは響かなかったってことだな」と核心を突く柏木。

直にも「彼には、越川(博人)にゼノの音を感じなかったんじゃないか?手島(直)はどうなんだ?」
とのキツイ突ッ込みに、「同感です!」とは言えない直。

帰っていく柏木に追いかける実花。せめて新曲を聴いてから判断してくれと。
「その必要はない、手島がゼノの替え玉を越川にしたと踏んでるんだけどな。
もしかしたら手島も騙されてるんじゃないか?」と的当てをペラペラと。
音楽に失礼だという柏木は帰っていく。


部屋の中で、直がパクの言った月が見えない件を博人はどう思うか聞いてみると・・・聞かないほうがいいのに。
「そんなの、感じ方次第だろう!彼の思い込みと違っただけだよ
現に、テレビで何度も演奏してるけど、あんな失礼な事言われたの初めてだぁ!」と切れまくり・・・
アタシもパクと同じ意見なのよとは言えず、だったら聞くなと思うのだが
「そうね、たまたま彼がそう感じただけよね、きっと」と話を合わせる直。

「もう、大丈夫だと思ってたんだけどなあ・・・俺は、人前で弾くと
微妙にズレてしまうのかもしれない」とその場に座り込む博人。嘘付け!人前で何度も弾いてきたじゃん。
同情を買って直に慰めてもらう博人。
「そのうち新曲を作って、アルバムを発売するよ。コンサートはもう少し待ってくれないか
本当にすまない」と直に縋りつき、直にヨシヨシしてもらう博人。
それを入って来た実花が見てしまい博人と目が合うがたまらず出て行くが実花。
構わず直に抱きついたまま「すまない、もう少しこうしといてくれないか」という博人を引き離す直。
「実花は、実花はあなたのことを・・・」
「知ってるよ、でも、俺は、実花ちゃんを好きになることはないから。ごめん、帰るよ」と出て行く
博人もなんだか切ないよな・・・・。



つづく



第14話 「膨らむ疑念」
パクから、遠まわしに博人は偽ゼノだと悟らされた直。
夜、独りで三日月を見上げながら
「丸い月の見える-青の月ーを弾いてるのは、別の人なの?」と呟く。


ノクターンに柏木が来てゼノは次の曲で終わる、そのうち判るとのたまいだす。
どっかに居る筈なんだけどな~と博人なんてゼノじゃねえとバレバレ。
う!やっちまったか博人のヤツ・・・という健の顔。
直が、柏木を訪ねた。今回の件は納得イカナイと。
折角韓流ファンのオバちゃん達をゼノファンへと取り込もうとしてたのに~~。
柏木の話によると「ゼノの人気に乗っかろうとしたのも事実だが
今回のように失敗したらゼノの正体がハッキリすると思う計算もあった。
うまくいったらそれでいいしどっちにしても自分に利益あった。案の定、あいつはニセモノだった
こんなこと手島でも説明しなきゃわからないのか?」
直は、とぼけて・・・というかイタイ所を突かれて話を逸らし
「ええ!説明されてもわかりません!今回の企画で生まれる利益をみすみす逃した柏木さんが
今だに理解できません」と怒りの矛先を変えおるわい。
そして、今回の事をマスコミに妙な事を流したら名誉毀損で訴えると釘さした。
そーね、そーね偽ゼノは判ってるからそれだけでもバラさせないようにしないと直の会社は破綻だ!
それを見抜いてる柏木。


実花は、コラボ企画が瞑れた件を埋めたいかのようにひとり突っ走ってる。
まだ完成させてもいないのにゼノのアルバムの発売日なんかも勝手に打ち合わせに行ったり
博人を煽る様な言動をしたりと、ちょっとウザイ。意味も無く博人の肩を揉み出したりして振り払われ
博人から迷惑な態度を取られても、
「私は何が合ってもめげないから。お姉ちゃんと抱き合ってるの見せられたって
今更おどろかない。だってお姉ちゃんの心は、博人さんにはないから」と苦言までのたまい
実花に集中したいから出て行けとますますイラつく博人。
だが、「じゃ見えないところに居る」と負けない実花。
そこへ、直が登場!驚く実花だけど、ここは直の自宅だよ。。。。忘れてないか?
直は、実花の話が心配になって「今慌ててアルバムをリリースする事ない」と言いに来たのだ、
そこで、博人は新曲を直に披露。


ノクターンで、1人店の始る前にピアノを弾いてる健。
「月光」だ。
静かに入って来たミツコが聴いて驚くほど素晴らしい音色である。

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ここで、いっぱつー青の月ーでも弾けばいいのに・・・・。(^_^;)


博人の演奏を聞き終わる直。
しかし「きれい曲だけど、どこか違うような気がする。ゴメンなさい素人なのに」とか
アルバム制作はもう少し時間取った方がという直に
「判った、もう少し手を入れてみるよ、大丈夫やってみせるさ」となんだか意地になってる博人。

実花は憤慨してるし、直が帰った後は博人が楽譜を丸めて床に叩きつけてるし・・・・。
「博人さん、いくらがんばったって
お姉ちゃんの中から浩志さん(岡田浩暉)を消すことなんてできないよ」と博人の神経の火に油を注ぐ実花。
「悪いけど、ほんとに帰ってくれないかな?」と冷静な声を言われちゃ、流石の実花も退散だ。
おまけにマスターキーまで置いてきちゃって。。。。博人の入り浸りな出入り自由自在じゃん。


健が電話をしながら自宅に戻る。電話の相手は仁美だ。
「いまぁ?家着いたから切るよぉ。明日ぁ?
あーしばらくはさぁ、昼もバイトになったんだぁ(←大嘘!ピアノの練習の為、弾きたくてウズウズだよ)
そう、準備とかもさー、いろいろ手伝うことになったからさ、じゃね、おやすみ」なんかそこそこに切ってる

家では、母・江利子があれやこれやと話しかけ、その度に作り笑いで答え
見えない所で「ウゼ!」という顔の健・・・・細かい芝居が上手い窪田クン。
帰ってくるなり、冷蔵庫をパカッと開けて麦茶なんか出して飲んでる様子がすっかり【この家の子】だね。

なのに、江利子がピアノバーへ今度友人連れて行ってみようかな?なんていっても、
「別にわざわざくるような店じゃないから」と適当に切り上げられる始末。


ノクターンに来た博人。健はまだここで働いてるのか?と何探り入れてんだよ博人は。
ミツコママから健はピアノが凄く上手いと聞かされた。
そして、何かを感じる博人。


明くる日、健が店の鍵を振り回しながら♪意気揚々とピアノの練習にノクターンに出向くと
店の前のベンチで博人が待っていた。


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「(ニコニコ顔)林田君はピアノが上手いらしいね?」
「なんですか?」怪訝な顔する健
「(ニコニコ顔)ミツコさんに聞いたよ。素人というわけじゃなかったんだ、謝るよ。
よかったら、オレの練習につきあわないか?」
「いや、おれは」
「(笑顔が消える)つきあえよ」と半ば強引に直の部屋につれて来る
スペアキーを持ってるからってすっかり自分宅気取りで「どうぞ」とドアを開ける博人。
ここってば浩志の部屋じゃん。他人に自分ちに招かれるって複雑気分だね?健。
そして玄関で、奥の方を気にしてる健に「彼女なら居ないよ」とまるで直さえも自分のモノのような発言の博人。

(一瞬だけど、奥を気にする窪田クンの目と顔の細かい表情に注目です!)

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その直は今、浩志の写真をバックに髪を掻き揚げながら会社で仕事中♪


健に例の博人が作った曲を聞かせ感想を求める。やっぱり健からタダならぬパワーを感じたんだろうね?
この間のようなダイレクト意見を言って欲しい博人に健はこう言った。
「今のあなたの曲はゼノの曲じゃない。ゼノはこんなにあざとくない。
あなたは誰のためにゼノになった?自分の曲を広めて野心を満たすためか
だったらもう手に入ったろう?俺は何も言わない」ふと、浩志の遺影が伏せられるのが目に入り
さらにこう付け足す
「(ちょっと辛そうに)ピアニストの成功も、一番欲しかったものも手に入れたんじゃないのか?
もう充分だろう?」
「・・おまえ、何言ってるんだ・・・」まるで、浩志に言われたような気分で驚く博人を残しさっさと帰る健。

ドアのところで直に出くわした。驚く直。
「君???ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」と無言でさっさと進んで行く健を呼び止め「うちへ何の用なの?」
「彼に呼ばれただけです」「博人さんが君を?どして?」
「練習を見させてもらっただけですよ」「それで。。。君はどう思ったの?」
「なんでそんなこと俺に聞くんですか?ゼノにこだわるのやめたらどうですか?」「どうゆうこと?」
「(急にタメ口になる)あの曲で君の心は動くのか?想いを感じるのか?好きになった男の演奏だったら
何だっていいんだろ?浩志さんの事だってもう忘れたんだろうが?」
と、また僻みモードの健。何地雷を踏んでるんだ?だからいきなりバッシーンと直の平手が飛んで来たのさ。
リアルに叩かれてた窪田クンの役者魂!
「ゼノなんかもうどうでもいいんじゃないかって言ってるんだよ。
それにいつまでも死んだ男に縛られる必要なんかない」同じ口調で言葉を続ける健に対して直が叫んだ
「なんで君にそんなこと言われなきゃいけないの?(キレ)」
「俺はな、」「俺は?!(怒鳴る)なーに?!(さらにイライラ)たとえ、浩志のこと忘れようがなにしようが
あなたにとやかく言われたくない!あなたには関係のないことよ!」


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とキレまくりの直に首を小刻みにブンブン頷かせ不貞腐れモードで立ち去る健。


中で浩志の写真を見てる博人。
直が「博人さん居るんでしょう?」声を掛けて入って来たのであわてて元に戻す。
良かったね~伏せたままピアノの前に座ってなくて・・・アブネエ。
直は、博人が無理してるんじゃないかと心配で様子を見に来たのだ。
けれど、博人は意地でも「ダイジョブだよ、必ずやってみせるから(力む)」と言う調子なんだよね。
健が来てた事も問われたが「どうしても練習してる所が見たいからってついてきて」とガキ扱いだね。
しかも、自分が無理に誘ったとは決して言えない博人。偽ゼノとも明かせない博人。


健が林田家に戻るとドアの前に仁美が座って待っていた。こういう事ウザイからやめろ!
また携帯繋がらなくて、バイトも昼間でなのに心配する仁美に「電源切れてた」と誤魔化す健。
「無視されてるかと思っちゃった。考えてみたらアタシ、
健ちゃんに片思いしてるようなもんだし
健ちゃんが、アタシを忘れてもアタシは忘れないからネ?ちょっと怖いでしょ♪むふ!」
と可愛く言い出す仁美をまるで、自分の状況と重なる気分で思わず仁美を抱きしめる健。


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調子に乗った仁美は、
「もう、あのピアノバーのバイトは辞めてほしい!
健ちゃんが毎日どんどん一人だけ大人になっちゃう気がして不安なの」とのたまう


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「そうだな、俺がもうあそこにいる意味はないな」という顔が悔しそう・・・目的は直だったのに


その直がノクターンでなんだか飲んだくれてる。
「月が見えないの・・・見えないの」ってのたまってるのでミツコが心配してると健がやってきた。
直がフラッと立ち上がって「さっきはぶったりしてゴメン」と謝り健に凭れ掛かり
「アタシ、君を見てるとなんだか、浩志を・・・」と言ってる酔っ払いを無視して
「ミツコさんちょっと話があるんですけど」と声をかける健。
其の時直がフラ~っと倒れてしまいスローモーションで支える健。
ミツコが駆け寄り直の額に手を当てると高熱と判る。


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健が直のマンションへ送ることに。後からやってきた博人がその事情をミツコから聞く。


直をオンブしてきた健。「博人のやつ、なんでこんな時に居ないんだよ~」使えねえヤツだ。


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もともと自分の家だから慣れた手つきで直を部屋に連れて行きベッドへ寝かせる。


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・・・・具合の悪い意識朦朧な癖にこんな時も髪を掻き揚げる直!!オソレイリヤシタヽ(゚◇゚ )ノ


布団をかけてオデコに手を当てる健。
苦しそうな直を見て愛しさが込み上げて来る。
「直・・・」親指で頬を撫でる。


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手を握り、親指で薬指の指輪を撫で「痩せたな・・・・」と呟く
「浩志・・・・」と直の、ウワ言に反応する健。
「直・・・」

「浩志・・・・」
「居るよ・・・ここにいる」愛しそうに直を見つめる健。


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直は、ウワ言でずっと浩志の名を呼び続ける



つづく




実は、このあと第15話もこちらのページ内に記事を書いてたんだけど

写真アップしたら、またまた文字制限内に収まり切れなくて別ページになっちまったぜ~(^▽^;)