「あしたの、喜多善男」第10話 | のだめと申します!

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日頃ノドまで出掛かってるが中々言えない事、
今まで語れずにいた「ノドまでタメてた話を申告」などを掲載していく
自由ブログです。

残りの人生、あと2日となった善男(小日向文世)。
みずほ(小西真奈美)から連絡を受けた平太(松田龍平)は、
生きていた三波に会いに行こうと強引に善男を連れ出す。


一方みずほは、森脇(要潤)らから社長職辞任を要求される。
夫殺しの容疑者の携帯に、みずほとの通話記録が残っていたのだ。
杉本(生瀬勝久)は、誰かが通話記録を偽装し、みずほを嵌めようとしているのではないかと睨む。


リカ(栗山千明)は丸山(眞島秀和)が善男殺害に失敗したと聞き慌てる。
が、その直後、丸山の事務所へ刑事が現れ、丸山ら事務所員が全員逮捕された。


三波の会社で、ついに、11年ぶりに三波と対峙する善男。笑顔で迎える三波にキレる平太。
しかし三波は言う。「この人はとっくに知ってたんだよ。俺がなぜみずほと結婚させたか」否定する善男。
さらに三波は、実際には暗示で善男を殺すなんてムリだったと白状する。
「ほら、こいつはお前の恩人なんかじゃない!」ネガティブ善男の声が善男を追い立てる。
「消えろ!」思わず叫ぶ善男。善男の異変を見た三波は言う。
ネガティブが現れたのは暗示のせいではない、善男自身がいやな現実を見ないために作り出したのだ、と。
ついに、数々の辛い現実のすべてを思い出し、直視せざるをえなくなった善男。
自分は何もかも気づいていたのだ。みずほが自分を愛していないこと。
なぜたくさんの保険に入らされるのか。偶然出会った平太がなぜこんなに優しくしてくれるのか…。
善男の感情が爆発した。自分を利用しようとした者たちに。自分のことしか考えていない世間に。
そして、そんな中で騙されることでしか必要とされてこなかった自分に――。


「喜多善男なんていなくなった方がいいんだ」善男は2人の前から去った。
どうすれば善男の死を止められるのか。困惑する平太。
しかし三波は、たとえ善男が今は絶望の底にあっても、現実と向き合わなければ
それを乗り越えられないのだと告げる。


その直後、平太は森脇からの電話で、みずほが社長を辞任したため、
善男の命と引き換えに取引した2000万円は白紙だと宣告される。
みずほは警察に連行された。その頃、リカのもとにも刑事が現れていた。


夜、キャバクラに戻った平太の前に、善男が携帯を返しに現れた。
平太は金のため善男を利用しようとしていたと告白する。どこへ行くのか尋ねる平太。
善男は、みずほと行こうと思っていた場所があると告げる。
たとえ一瞬でも、みずほと心がつながったと感じた、ある場所。
「俺も喜多さんと――」その時、刑事が乗り込んで来た。
善男はとっさに平太をロッカーの中に隠し、保険に入ったのは自分の意志で、
誰からも命を狙われてなどいないと嘘をつく。


平太は店を出た善男の後を追うが、姿を見失ってしまう。
仕事を抜け出してきたしのぶ(吉高由里子)は、善男を死なせちゃイヤだと泣き崩れる。
平太はみずほに電話をかけた。
善男は騙されて結婚したことも知っていたが、それでも幸せだったと話していたと。
そして2人の心がつながった、一緒に行こうとしていた場所があるはずだ、と。
驚くみずほ。しかし、みずほにはその場所を思い出すことができなかった。
夜の街をひとり歩く善男。最後の日が近づいていた。


(公式あらすじより)


★今週の感想★


視聴率低迷・・・・ではあったが、なんとか最終回全11話まで漕ぎ着けた様子。
勿体無いしね~。毎週楽しみに見てる人も居るんだしさ、11日間の話なんだから
1話カットとかされちゃうと間抜けな出来栄えになるさ。


善男を襲った二人は、やっぱり丸山の仕業だったのね。保険金を手に入れるために。
まあ、警察に捕まっちゃったけどね・・・リカまでも。


平太は、ついに善男の一人芝居・・・あ、ネガティブ善男とのやり取りの場面を見ちゃったわね。
三波に逢わせて、三波や平太の前でネガティブ善男との絡みを再び披露する善男。

ネガティブ善男と言うのは、「周りの嫌な面を逃避した結果」出て来た本来の自分の姿。
その葛藤だったのね。

実は、マイナスな出来事も相手の嫌な面もぜ~~~んぶ判っていて
考えないように「現実逃避」してただけであり


しかし、その一方で事実は実際に有る訳だから、その嫌な事実に付きまとわれるこれがネガティブ部分だね。

人間、良い面悪い面を必ず直視しなきゃならないんだからさ、バランスよく保てば、んなモンできやしないさ。


良い人を演じてる人こそ怖いんだよね~
それを小日向さん上手く演じ分けてますね。


今回、主役に抜擢されて初めて体験したのが、いつもなら脇固め専門では在り得なかった
ヒーロー取材の多かった事とバラエティ番組で語っておりました、小日向さん。

そうだよね、今まではバラエティ番組なんてそうそう出ないし、メインスポットも当たらないよね。

小日向さん曰く、なんとなく慣れない部分と、ヒーローポジションより脇固めなポジションでいた方が
居心地がいいのかもしれない。


誰だって俳優になれば、メインポジションを目標にする人が多いけど
必ずしも、全ての人がそうだという訳じゃないよね。


芝居の上手い人なら当然メインポジションでも光るけど、やはり脇に回って
主役を際立たせる力を出す方が遣り甲斐を感じプライドを持ってるのかもしれない。


さ~て、いったいみずほを陥れて、鷲巣英人(神保悟志)を亡き者に追い込んだのは

だ~れだ?


新に、犯人が出てきちゃうのかな?


要潤が怪しい~~~~ってベタに思わせといて、山崎まさよしだったりして!


石橋貴明から「どう見ても、一見地味に頑張ってる代ゼミ浪人生だよね」と言われた事もあり
何食わぬ顔してエンディングを歌いこなし、「実は俺でしたーーー!」ってオチる確立はかなり低めだろね。


それとも、イヤらしいカウンセラー・江端英二(岩松了)か!?
最近見てないからな~ちょっと寂しい。

来週出てくるみたいだからね、金で動く面を持ってるから実にイヤらしいぜよ。


最後の最後で、犯人は、善男でしたーーーーー!!っていうオチもあるかも。