カラフル*ベルベルバスケットを巡る探検 | ラクダと旅する日常

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日常生活もままならないほどの花粉症の症状からようやく、ようやく解放されつつあります。

今年は本当にしんどかった、、、、。

年々重くなるというのは本当でしょうか、だとしたら来年はどうなってしまうのかと今から憂鬱です;

 

そんな辛い花粉症も一時吹っ飛んだ、バスケット巡りのお話。

モロッコインテリアのトレンドになっている、カラフルな図柄が編み込まれたベルベルバスケット。

 

 

しかしこのバスケットに限りませんが、トレンドになってしまうと量産が始まり、

単調な同じ模様の物が多くなってきました。

 

 

無数に店舗のあるメディナの中で、どんな品物でも2度3度同じ店で仕入れることにより、

より価格が下がっていき、お互いに信用も生まれ「顧客」になれます。

その為あまり色んな店をはしごしたくないけど、好みのものが少なくなってきたなぁと思った矢先、

「実は家の方にストックが沢山あるんだ。、、、数百個、、。」と言うではありませんか。

いくらなんでもそれは言い過ぎだろうけど、試しに見に行ってみようと、

メディナとは全く別の地区の店主の民家を訪ねました。

ドアを開けた途端、かごの匂いが漂ってきて、家の中には驚きの光景が、、、!

 

 

 

す、すごい、、、!広い部屋一面にごろごろ転がるバスケット。足の踏み場が無い!

こちらは別の部屋。

 

 

キッチンもこんな感じ。一フロアの民家すべてにバスケットが無造作にストックされていて、

花粉症も一時吹き飛ぶほどテンションあがりました!

 

楽しい捜索の後、仕入れたバスケットたち。

 

 

あれだけ沢山の中から少量を選んでも、同じ女性が作ったんだろうと思われる物を複数選んでいて、

そしてやっぱり同じ人が作ったというのが分かるものだから不思議です。

これとか↓

 

 

別のお店で仕入れたこの2つも、、。

 

 

こうやって並べて見ると、作り手の個性が見て取れます。

アルジェリア国境近くの村で絨毯を織る女性達が製作しているというこのカラフルなバスケット。

無数の山の中から持ち帰ったこのバスケットを作ったのは、一体どんな作り手なのか、、。

村からきっとトラックではるばるマラケシュまでやって来て、それが遥か遠い日本へ行く。

不思議なバスケットを巡る旅路を想像しました。

 

*小ぶりサイズは今月末ごろアトリエサイトに入荷予定です。

 

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