モロッコの肩の力を抜いた日々の暮らし。

マラケシュのアトリエで子育てしながらモロッコ雑貨や服を作る日々。

ローカルな庶民の暮らしに密着した子育て・仕事を徒然に。
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2016-06-19 06:14:17

断食と信仰

テーマ:イスラム
その後の断食ですが、、、。
張り切って断食したその日に、資材が足りなくなってメディナへ資材の買付に行きました。

以前はラマダン中に「断食してるか?」とよく聞かれ、
今回もあちこちで言われると思いましたが意外と誰にも言われず、断食してるのが前提で話をされ、
こちらの人に自分がムスリムとして見られていることを実感しました。

断食しながら何度もメディナの中まで来れないと思い、
あっちもこっちも行っておかないと!と少し頑張りすぎたようで、
家に着いて子供たちのお昼ご飯を作って食べさせた後には、
頭痛とめまいと強烈なだるさが襲って来てベッドに直行。

しばらくベッドから起きられないでいると、
次男が「ママー、これよんで」と絵本を4,5冊持って現れました。(まさに小悪魔現る!)
「ママ疲れたよ、、。喉乾いたよ、、。本なんて読めないよ、、、。」
そうは言っても納得してくれない次男坊。子供の相手が追い打ちをかけ、
とにかくお腹が減ったというよりは体がだるくてPCの画面も見れない状態で、
その日のフトール後にはもう、、、無理。体持たない、、、と嘆いていたところ、
きっと防衛本能が働いたのでしょう!
月のものがやって来て、無事翌日からの断食を免れました、、!
やはり、私には外出しながら断食するのは相当ハードルが高いようです。

モスクへ礼拝に行く人々

ラマダンの断食ルールをおさらい。
【期間】 イスラム歴のラマダン月30日間(今年は6月7日から7月8日まで@モロッコ)
【断食時間】 夜明け前から日没(現在朝3時50分ごろ~7時45分ごろ)
【断つもの】 一切の飲食、タバコ、化粧や香水、性行為
【断食を免除される人】 子供と老人、病人、旅人、妊婦と産婦、生理中の女性。
(但し、旅行でやらなかったとしても、次のラマダンまでにやらなかった日数断食しなければならない。生理でやらなかった期間も同様)
【断食を始める年齢】 何歳からという記述は無く、女性になった時(つまり生理がはじまった時)
男の子は男性になった時と言われている。
・ラマダン中は普段よりも喜捨や貧しい人に食事を振る舞う行為が推奨される。

私にとってきついのは普段の規則正しい生活リズムがすべて覆されるところ。
夜中に晩御飯を食べればしばらく寝付けないし、朝4時前にヨーグルトひとつでも食べればまたしばらく寝付けない。
しかし夜食べなければ衰弱してしまう、、、。
夜眠れず、日中もひたすらだるい、眠いが続き、
仕事はおろか家事も子供の世話もろくに出来なくなってしまう。
しかし、そういう日常生活を止めて、飢えている人と同じ感覚を体験しながら
信仰に忠実な時間を過ごすということが求められているのでしょう。
日本の神仏信仰のように、なあなあに無自覚なまま済ませてもらえない。
一体自分は宗教をどう考えているのか、色々なことにどう折り合いをつけていけば良いのか。
そんな普段は考えないことを、ラマダンを通して考えさせられます。

世界のムスリム人口は16億人。
残り3週間、穏やかなラマダンが続きますように。


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2016-06-13 07:05:21

学校とラマダン

テーマ:モロッコ日常

校庭

モロッコは7日から、過酷な暑さと共にラマダンが始まりました。
そのラマダン直前に、長男が通っている学校で夏祭り的なイベントがありました。
一回5DH~10DHで輪投げや魚釣り、ダーツをやっておもちゃの賞品を貰うというもの。
なんだか日本みたい。

魚釣り


モロッコは6月~9月まで3か月も夏休みがあり、実際にもう公立は授業が無く試験だけのようです。
ちなみに中学生くらいから参加するラマダン。
高校生の姪にまさか皆断食しながら試験するの?と聞くと、そうだというから驚き。
落第もある大事な進級試験だというのに、この暑さの中飲まず食わずで思考が働くのか。
食事はともかく、どうしてみんな喉の渇きに耐えられるのか不思議でなりません。
この暑さの中、外に一歩でも出れば水を飲まずには過ごせません。

ラマダンどころか毎年夏に日本に帰国していたため、
マラケシュの本格的な暑さというのも久しぶりで、
まずは体調第一と参加せず数日過ごしていたのですが、、、。
普段溶け込んでいるはずのコミュニティーからの疎外感も強く、
なぜ耐えられるのかも体験したくなり、出来るところまでやってみることにしました。
中学生でもやってるんだから!(昼過ぎに起きてその後もゴロゴロしているとしても!)
縫子もわりと涼しい顔して働いてるんだから!
夫もむしろ普段よりすがすがしい顔で普段より働いてる!その訳が知りたい!

結果、本日は一日涼しい家の中で過ごし、驚いたことに普通に食事を取っているよりも
一切飲食を絶った方がお腹が空かないということを知りました。
食べるはずの時間なのにまだ食べてない。という意識がより空腹をもたらすのかもしれません。
さらには、食べるからより水分が必要になるのかも、、、。
ともかく、外に出かけると喉の渇きが相当つらいと思いますが、
明日はアトリエで断食しつつ仕事してみようと思います。

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2016-06-06 06:09:12

アパルトマンでも自宅専用玄関

テーマ:モロッコインテリアと家
郊外のアパルトマンの一階に暮らしている我が家。
新しく建設されたこの住宅街は、部屋の中はもちろん外壁であっても自由に作り変えることができます。
それどころか増築している部屋の主も!
(街中の高級アパルトマンには外観のために洗濯物も外に干せないという建物もあるので物件によります)
一階の住人はベランダに専用玄関を開けている家も多く、ついに我が家も専用玄関を開けることになりました。

買った状態


上の写真は隣の部屋ですが、買ったままの状態です。
下の写真は鉄柵と屋外用カーテンが付いている我が家。
ベランダの壁を一面壊してドアを付けました。

作り中

コンクリートブロックを積んで階段も作り、アトリエ工事で余ったタイルを貼りました。
壁のペンキも塗りなおして、玄関完成!

完成した階段


新しく作った玄関の先はキッチンなのですが、ここからも表からも子供たちが出入りして
「ママー、ママーあけて ママー」と言われ
あっちを開けてこっちを開けて、子供たちの友達も加わってトントントントン、
あっちもこっちも叩かれてしばらく大変でした、、、。


モザイクタイルの階段

余りもののタイルで作ったわりには可愛く出来上がりました。

モロッコは明日からラマダン(断食月)、、なのでしょうか?月の満ち欠けによって決まるので、
すでに日がとっぷり暮れましたが、明日からなのか明後日からなのかはっきりしません。

おまけにラマダン中はサマータイムが一時中断されるということで、
5日の深夜に時間が1時間戻されました。(まだ知らない人も多数)
断食が始まるなら朝4時に起きて軽食を取らなければならないのに、
夜9時を過ぎてもそれが分からないとは、、、、

家の作り方も、難行苦行の夏の断食も、時間でさえも流動的で確証がなく、
本当にこれで現代社会が成り立つのか、、なんとなく成り立ってしまっている
摩訶不思議なモロッコでした。


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