いじめの加害者を作らない子育て塾「ノブリの森」の森かほりです。

 

前の記事の続きで、怒りについて書きますね。

 

おさらいしますと、怒りは「第二感情」で、怒りの前に「第一感情」がある、ということでした。

 

この第一感情は、悲しみや不安、焦りや無力感、劣等感、孤独感などです。

 

たいてい、怒っている最中は怒りに呑まれているので、そういう気持ちを自覚するのは難しいです💦

 

そもそも、そういう気持ちを受け止めきれないから、その気持ちが怒りとなって、外に出ているわけで。

 

……というのが前の記事の内容でした。

 

で、その続きなんですけど、この怒りは、相手に向かうこともあるし、自分に向かうこともあります。

 

子育ての場合、怒りが相手に向かうと、親が子どもにきつい口調で命令したり、罰を与えたり、思わず手が出てしまったり、ということになるでしょう(わたしも、そういうことあります……)。

 

怒りが自分に向いてしまうと、「自分はなんてダメ母なんだろう」って、自分を厳しく批判して、自分を傷つけてしまいます。

 

ほかには、買い物や仕事、アルコールやギャンブルにのめり込んでしまったり、そこまででなくても、やけ食いをしたり、というのも第一感情のすり替えによる行動です。

 

もし、「あ、自分もそんなふうになることがよくあるな」と思ったら、第一感情があるサインかもしれません。

 

子どもに怒りを感じてひどい言葉を言うとか、手を上げてるというような場合は、自分の中に、深くて辛い感情があるのかもしれない、という風に自覚してみてください。

 

そしてできたら、その気持ちを探せたらいいですね。

 

自覚したからと言ってすぐに、その気持ちが癒えたり消えたりするわけではないですが、その気持ちをうまく扱う第一歩になります。

 

わたしの恥ずかしいエピソードを思い出しました。

今思えば、まるでストーカーやん(;^_^A 的な。

 

子どもに対して、ではないけれど、同じ幼稚園のママ友に対して。

 

次に続きます。

 

 

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