オンライン講座を受講中の方から

子どもの勉強で間違ったときの対応について

ご質問をいただきました。

 

返事を書こうと過去記事を振り返っていたら

似たような場面の記事があったので

こちらに加筆してアップします。

 

 

現在、大学3年の息子が

小1のときの夏休みの出来事です。

 

わたしの対応がなんとも言えん……

 

 

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今日からちゃんと午前中はがんばって宿題とチャレンジ1年生をやろうね、と言っていたのだけど……。 

 

8月号から買い始めた、初めてのチャレンジ1年生。

 

息子は届いたのが嬉しくて、わたしが気づかないうちに勝手にご褒美シールを貼ってしまい、 ほとんどシールがなくなってしまいました。 

 

思わず怒ってしまったわたし。

 

「ったくもう、何やってんのよ! しょーがないから学校の宿題から始めなさい!」 

 

息子はぶすっとした顔でドリルを開きました。

 

小さく書くべき「やゆよ」が大きくなって書き直し。

 

別の問題はやり方が間違っていてやり直し。 

 

ますます機嫌が悪くなる息子とわたし……。 

 

分からないというから教えているのに、 いすをクルクル回したり、顔を天井のほうへ向けたり。

 

やる気があんのかー!

 

はい、怒り爆発です。 

 

いちばんやっちゃいけないのにね。 

 

分かっているのに、イライラが止まらない~~~!

 

次は算数。

 

問題をちゃんと理解できずに4問全滅。

 

負けず嫌いの息子はちょ~不機嫌になりました。 

 

わたしはふと我に返って息子を見ました。

 

息子は どう見ても宿題を楽しんでいるようには見えません。 

 

当たり前だよな~~。 

 

分かるな~、わたしも公文で、それまではすいすいとマルばかりだったのに、 分数になって突然分からなくなって、バツばかりになって、すご~く悔しかったもんな~。

 

……と、自分の思い出が少しよみがえりました。 

 

そして「気持ちに寄り添う」子育てを思い出し、 息子を手招きしました。 

 

 

手を取って顔を見ながらこう言いました。 

 

「悔しいね」

「間違えるってすごい腹が立つよね」 

「分かるよ。お母さんも同じことやってたもん」

「せっかく○ばっかりだったのに、ここだけ全部間違えるのって、すごい嫌だよね」 

 

そう言っているうちに、息子は顔をうずめて泣き出しました。

 

きっと、私に気持ちを分かってもらってホッとしたんだと思います。 

 

息子はしばらく泣いたら落ち着いたみたいで、 自分から机に戻って間違いなおしを始めました。

 

わたしがもう一度説明をすると、 今度は息子はちゃんと集中して聞いてくれて、わたしも優しく接せられました。

 

 

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今の自分が感じること。

 

息子の小中時代は、わたし、かなりの教育ママだったな。

 

そのツケはちゃんと来たよ(^^;)

おかげでわたしも苦い経験をたくさんしたし。

 

けっきょく勉強は「子どもの課題」だと、身をもって学びました。

 

親が「絶対にやらせなくちゃ」と思ってるとうまくいかない。

 

自分が自分のために子どもの勉強にこだわってたことを、子どもに教えられた気がします。

 

 

 

 


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