ロックの女王が、丹波にやってきた。
丹波をもっと元気にするために!
ライブの会場は、丹波市山南町の正覚寺。
村井俊章住職の粋な計らいと、檀家力の結束で、実現した。
昨夜は、200人を超える人で、本堂は満杯。
ロックの女王の知名度はバツグンなのだ。
世代や性別を超えて、手拍子をしたり、一緒に口ずさんだり、
会場は、アットホームな空気に包まれた。
オープニングは、♪「元気になーれ」。
白井貴子さんがレギュラーで出ていた『ひるどき日本列島』の
テーマソングでおなじみ。
この曲が、毎年、市島で開催されている
全国高校女子硬式野球大会の公式テーマ曲に採用されている。
その縁で、今回のライブも実現した。
続いては総立ちのタカコ時代を思い起こす♪「チャンス!」。
タカコジャンプも飛び出した。
白井さんは、人気絶頂の時、
「いちばん大切なことを粗末に扱いながら、売り物としての音楽を作ってしまっているのではないか」と疑問を抱いた。
自分の音楽への愛を守るため、限界を感じた音楽ビジネスの世界から離れることを決めた。
それを教えてくれたのは、♪「野生のマーガレット」。
アカペラの歌が本堂にこだました。
マーガレットに出会う前が、紀元前のタカコ。
出会って価値観を変えたあとは、紀元後のタカコ。
自然や環境を意識した生き方をするようになる。
♪「愛の花を咲かそう」は、福井県越前町で生まれた歌。
白井さんは、全国各地を回りながら、歌で愛の花を咲かせている。
そして、きたやま作品。
白井さんが10歳のとき、
初めて買ったシングル盤レコードは、♪「白い色は恋人の色」。
道草しながら、友達と、よくデュエットしたそうだ。
♪「戦争を知らない子どもたち」は、会場も大合唱。
♪「涙河」は、白井さんときたやまさんの新曲。ロック魂健在の曲。
きたやまさんにも「白井さんにはロックが似合うね」と言わしめた。
♪「『いるだけ』の幸せ』は、白井さんが先に曲を書き、
それに、きたやまさんが、ことばを紡いだ。
「涙河」と「『いるだけ』の幸せ』は、ボクも朗読させてもらった。
そして、ラストは「あの素晴らしい愛をもう一度」。
本覚寺合唱団も参加。元少年少女も青春プレイバックだ。
アンコールは、もう一度「元気になーれ」。
元気な白井貴子さんから、エネルギーチャージを受け、
会場に集ったみんなも、元気になって家路についたはずだ。
(やっぱりジャンプした女王)
(村井俊章住職と開演前にトーク)
(FM805 絶賛収録中)