村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

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NHK朝ドラには、「なにげないこと」が詰まっている。

「ささやかなことに幸せを見出すことが出来る人々」が登場する。

特に、いま放送中の『とと姉ちゃん』には、

なにげないことが大切だというメッセージが込められている。

昨日の連続の今日、同じことの繰り返し、

何も変わらない平平凡凡とした日々・・・

そのことがいかにかけがえがなく、いとおしいことだということが、

「非常時」になってから、わかったのでは遅い。


三女の筆箱は、姉たちからのお下がりだ。

それを見た祖母が、新しいのに買い替えるのでなく、

筆箱に、端切れで可愛い飾りをつけてくれる。「どこにもない特別なもの」になる。

なにげないことで、


かつての日本人には、さりげない慮りがあった。

親が子を想うのと同じように、兄や姉が弟や妹のことを想う。

ドラマでも、進学したい妹のために姉が「職業婦人」を目指す。

それを、「人ごと」にはしない。みんなで応援する。

卓袱台に集った人々が、喜怒哀楽を共有する。

「人のことを我がことのように想える人たち」ばかりだった。


「こうした、ささやかな心がけが小さな幸せを生むと思っています」という

恩師のことばを聞いた主人公の常子が言う。

「私も、ささやかな心がけを大切にしたい」と。










常子の恩師が、百貨店の包装紙で、ブックカバーを拵えていた。
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ガールズケイリンに行ってきた。

ところは、京王多摩川駅前にある京王閣。


1948年に始まる競輪の歴史の中で、

女子競輪は1949年から15年間、男子競輪とともに開催されていた。
21世紀に入り、新しく生まれ変わって開催が決定。

加えてロンドン五輪で女子のケイリンが正式種目になった。
2008年からエキシビションとして行われていた

ガールズケイリンの名称を引き継ぎ、

2012年、プロスポーツとしてのガールズケイリンが始まった。

「顔より太もも」というキャッチコピーが注目されているが、

やはり顔が大事。顔形ということだけでなく、その表情。

調子の良さ、意気込みなどがわかる。

その出身地、師弟関係、先輩後輩関係など、

成績だけでなく、その人となりを分析して車券を買う人が多い。

ギャンブルの中でも、ひときわ「人」をクローズアップするのが競輪だろう。

ひいき選手への声援にも熱が入る。


競輪新聞2紙を読み比べたり、事前インタビュー見たり、

「買い」の集まり具合を分析したり、にわか情報収集をしてみるが、

結局は、自分の「勘」を信じるしかない。

手堅く行くだけでもつまらない。

アナ狙いにいくのも勇気がいる。

「結果」がわからないから、「予想」は、面白い。

ガールズ決勝は、手堅くいったつもりだったが、

3連複を買ったのに、3人とも上位3位内に入らず、すべて外れた。

勝っても負けても、またやりたくなるのが、ギャンブルなのだ。















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(撮影・鶴崎燃さん)



明治学院大学戸塚キャンパスに行った。

奥田愛基さんに会うためだ。

彼がSEALDs(シールズ)の中心メンバーとして、

世間の注目を集め始めたとき、大学の後輩と知り、嬉しく思った。

いつか会いたいと思っていた。

それが『清流』8月号の対談で実現したのだ。

奥田さんは、この4月から一橋大学大学院に通っているのだが、

対談場所は、互いの母校でということになった。

だが、時間になっても現れない。

実は、白金キャンパスと勘違いしていたのだ。

自分が4年間通っていた「戸塚」でなく

「白金」に行くチョンボをして、申し訳なさそうに、
1時間後に現れた。


ひとことで言うと、好感の持てる青年だった。

温厚で冷静な語り口。教条的なところなど、微塵もなかった。

自分でも「ボクは、みんなの意見の調整役」と言っていた。

仲間内の信頼も厚いのだろう。


奥田愛基を形作る上で、有形無形に父の影響は大きい。

父・奥田知志(ともし)さんは、北九州で牧師をしている。

ホームレス支援全国ネットワーク理事長として、

ホームレスの自立を30年近く支えてきた。

母は、その人たちを家族のように自然に受け入れてきた。

朝起きたら、見知らぬ人が家の中で寝ていることなど、

珍しいことではなかった。

幼いころから炊き出しの手伝いなどをしてきた。


中学でイジメにあい不登校になった。

世間とは価値観のかけ離れた家庭にも、学校にも居場所なく、

ネット検索で調べた沖縄の離島:鳩間島へ転校した。

高校は、島根の全寮制の高校へ通った。

平和教育に熱心な学校で、いまの活動の原点になっている。


大学2年生の秋、休学してカナダやアイルランドを旅した。

同世代と、政治や平和を語り合った。

若者たちが、

大学の学費値上げや都市開発に反対するデモを目の当たりにした。 

普通に考えておかしなことには声をあげていいんだと思った。

帰国後の2013年12月、SASPL(サスプル)結成した。

特定秘密保護法に反対する学生有志の会。

2015年5月、

SEALDs(シールズ)~自由と民主主義のための学生緊急行動を
結成した。
国会前で、毎週金曜日、同じ場所で同じ時間に声を上げた。

新しいデモの手法だった。

アジテートではないラップのリズムを刻むような語り口だった。

まるで、自分たちへの問いかけみたいな。

スピーチはアドリブでなく、原稿を用意し、入念にリハーサルした。

彼らは着火剤の役割を担い、

安保法の成立は、大幅に遅れ、国会の中と外が繋がった。


去年12月には、

政策提言のシンクタンク「ReDEMOS(リデモス)」を結成した。

弁護士や学者と設立し、奥田さんは、代表理事になった。

リベラル、リスペクト、リニューアルの3本柱。

立憲主義を擁護するリベラルな政治、

自由な個人が相互に認め合うリスペクト政治、

自由で民主的な社会を支える政策アイデアを刷新する

リニューアル政治を掲げて活動していく。


去年9月、参議院の安保法案中央公聴会で意見を述べる機会があった。

政治家に「たった一人の個であってほしい」と希望した。

覚悟の上で動く「個」が社会を変えると信じている。

ただ、自分と違う考えを排除したり、

やみくもに異を唱えたりはしない。

そこの愛がなくてはならないと考えている。

愛が基本、いい名前をつけてもらったものだ。

しばらく、奥田愛基から目が離せない。







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