村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。


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東京ことば磨き塾(17日)。

この日も、インタビューのワークショップ。

塾長へ「ギフト」をテーマに聞く。

塾生同士が選んだカードに書かれたテーマで聞く。

心の扉を開けるべく、あの手この手を駆使する。

 

初めてインタビューしたとき、滔々と自分のことを話し、

いつになったら質問が始まるのかハラハラさせたMくん。

今回は、著しく成長したところを見せてくれた。

引いたカードは「笑」。

「最近、心の底から笑ったことありますか」と端的に質問した。

しかも「最近」と「心の底」と、2つも的を絞った質問。

もちろん、的を得た答えが返ってきた。

 

程よい脱力系のIさん。

テンションは高くないのに、答えやすい空気感がある。

寄り添ってくれるKさん。

問いに対する答えをしっかり聞いてくれる。安心感がある。

聞く姿勢が素晴らしいOさん。

膝の上に手を重ね合わせて置き、如才ない質問に、

ついつい答えてしまう。余分な口も挟まない。

インタビューをしないKさん。高等テクニックだ。

質問を繰り出さず、笑顔のうなづき。

 

心の扉を開ける様々な術を見せてもらえた。

 

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羽生結弦選手が金メダルを獲得した。

演技が終わったあと、

右足に手をあてたのは「感謝しかないから」だと言う。

羽生選手は、音声が聞こえないときも、

口の動きを見ていると「有難う」とよく言っていることがわかる。

オリンピック中継を見ていて嬉しくなるのは、

選手たちが感謝のことばを口にすることだ。

あの場にたてば、有難いことだという気になるのだろう。

 

 

羽生選手が、右足首を痛めたのは、

去年11月のNHK杯の公式練習中、

4回転ジャンプを着氷したときのことだった。

その右足で、4回転3回転、8つのジャンプを成功させた。

後半、右足首がぐらつく場面もあったが、耐えた。

故障から復活したものと思っていたが、

実は、痛み止めを飲まないと、ジャンプを跳べる状況ではなかった。

右足首は、まだ悲鳴をあげていたのだ。

だからこそ

「右足が頑張ってくれた」と感謝のことばが自然に出たのだ。

「何もなく順風満帆に来ていたら、たぶん金は獲れていない」とも

言った。痛めた右足が取らせてくれた金メダルなのだ。

 

長崎県島原市の隈部大樹くんは、22歳。

発達に時間がかかる「知的発達遅滞」だ。

だが、ゆっくり時間をかけて成長してきた。

彼が就寝前にする習慣がある。

「手さん、いろんなものつかんでくれて有難う」

「足さん、いっぱい歩いてくれて有難う」」と、

身体の隅々に感謝のことばを言ってから床に就く。

何一つたりと、あたりまえと思っていないからだ。

 

ボクは、幼いころ、右足が小児マヒに罹ったことがある。

1年に及ぶマッサージ治療の結果、完治した。

だから歩けることに感謝を忘れてはならないのに、

あたりまえに思えて、忘却してしまう。

先週、山道を歩きすぎてふくらはぎや膝が悲鳴をあげた。

そのときになって「有難う」と言っても遅い。

ふだんから、毎日、あたりまえと思わぬために、

有難うの習慣を身につけておかねばならない。

 

 

 

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村上信夫のトークライブ、今回のゲストは狂言師の茂山逸平さん。

京都から来てくれた。

逸平さんには、「わくわくラジオ」の時代に、

狂言の解説をレギュラーでしてもらっていた。

彼は、その後パリに留学し、相前後して結婚し、

2人の子の父となっていた。

久々に会った逸平さんは、一回りも二回りも器が大きくなっていたが、

気さくさは変わらない。

茂山家は、「お豆腐狂言」と言われる。TPO選ばず、フットワーク軽い。

どんなものにも合う「お豆腐」のようだと揶揄されたことを逆手に取り、

それを流儀としている。

まさに逸平さんも、来るもの拒まず、何でもござれの人。

優しく深く面白く語れる人。

実演交えて、狂言のあれこれを紹介してくれた。

話はあっちに脱線、こっちに脱線したが、脱線する楽しさを味わえた。

ボクも、自分なりに予定を考えはするが、

本番は、予定調和にならないほうが面白いに決まっている。

 
参加者のアンケートに、
多くの人が「心が動いたこと」としてあげていたのが、
逸平さんの「全力でくだらないことをやるから面白い」ということば。
考えてみれば、狂言は滑稽だが、くだらないことを論いながら、
ああだこうだというものだ。
くだらないことだが、いい加減にやらない。
真剣に全力で演じるから可笑しみが湧く。
高野登さんもよく「本気のお節介」「徹底的に真似る」という。
何事も、中途半端はよくない。
 
日本文化を伝えるため、大人がするべきことはという質問に
逸平さんはこう答えた。
「先生というが、先ず生きているだけでなく、先に生を体験してほしい。
大人が本物を体験し、それを子どもに伝えてほしい」
まったく同感だ。

(茂山千作さんの『棒縛』を鑑賞)

(ビリギャルとしてその名を知られる小林さやかさんも来てくれた。

ボクの左隣。)

(高野組の面々と)

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