嬉しい出会いがあった。
昨夜から始まった第2期学生ことば磨き塾に、
2人の高校生が来てくれた。
大学生のお兄さんに交じって、「こういう場所に来たことがない」という2人には、
参加したい理由があったのだ。
高校3年生の堀畑敏輝くん、高校1年生の堀畑辰浩くん兄弟。
なんと、2人とボクは、彼らが小学生の時、ラジオで会話したことがあるのだ。
NHK時代、11年間担当した『夏休み子ども科学電話相談』。
全国の小学生・中学生からの素朴な疑問に、
専門家の先生たちがタジタジしながら答える人気番組だ。
30年を超える長寿番組だが、番組の構成は変わらない。
スタジオの先生と子どもたちを電話で結んでやりとりするだけという、
いたってシンプルなものだ。
放送中、電話は鳴りやまない。スタッフが対応に大わらわ。
質問したくてウズウズしている子どもたちが、ワンサカいる。
電話が繋がり受け付けてもらえても、放送で話せる確率はかなり少ない。
その電話出演を、堀畑兄弟は、揃って果たしたことがあるというのだ。
ボクのことを印象深く覚えていてくれて、ネット検索し、学生塾を探し出し、
会いに来てくれたのだ。
これぞ、ラジオの結ぶ縁。感動した。来てくれて有難う!
第2期初回は、他己紹介。
大人塾に続いて、「人間以外でありがとう言いたいこと」をテーマにした。
「楽器」「ブラックジャク」「洋服」「飼い犬」「大型バイク」「万年筆」「本」・・・
エピソードとともに、嬉しい話が聞けた。
「何にでもありがとうがいえる人」「感謝の常識が変わった」「吸い込まれるように聞けた」
「一生懸命ことばを出している」・・・感想も素晴らしい。
1分で自分褒めトライアル。
なんと17個が出現!あっさり日本記録が更新された。
他己紹介や自分褒めを通して、自分に気づくいい機会にしてほしい。
かけがえのない自分に、もっともっと関心を持ってほしい。
自分に関心が持てないと他人にも関心が持てない。
日々「自分ってすごい!」と自分を称えてほしい。
17個のHくんは、
5分早く起きられたこと、1回でバイクにエンジンがかかったことにも感謝していた。