グンゼの町で「椿姫」 | 村上信夫 オフィシャルブログ ことばの種まき

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元NHKエグゼクティブアナウンサー、村上信夫のオフィシャルブログです。

京都府綾部市は、グンゼ発祥の地だ。

創業者、波多野鶴吉が、綾部の地に

郡是製絲株式会社を設立したのは、明治29(1896)年のことだ。

当時の何鹿郡の方針、つまり「郡の是」~郡の進みべき道として、

波多野は蚕糸業を志した。生糸の海外輸出で事業は発展を遂げた。

戦後は、メリヤス肌着やナイロン靴下に事業転換し、

最近では、プラスチックや電子部品にも進出している。

創業以来、「至誠」と「共存共栄」の精神で、社員教育も徹底している。


綾部市の小高い丘の上に立つ中丹文化会館で、

「オペラぺらぺらコンサート 椿姫」は開催された。

ナビゲーター役のムラカミの冒頭の挨拶は「愛用のパンツはグンゼ」。

会場爆笑。これでツカミはバッチリ。

3人の熱唱の合間に、ムラカミが予習コメント。

オペラは初めての人がほとんどだったが、

解説がついてわかりやすかったという声を複数聞いた。

オペラの敷居を低くして、オペラファンを増やすことにつながれば幸いだ。









(左から、ピアノ古藤田みゆきさん、テノール土崎譲さん、

ソプラノ天羽明恵さん、バリトン今尾滋さん)





(マネキンの足ですからね・・・)