平昌五輪組織委を信じていないIOC
今月初め、江原道平昌のアルペンシア・リゾートで、ソチ冬季五輪の総括並びに次の冬季五輪開催地である平昌に経験とノウハウを伝えるソチ・デブリーフィングが開催された。その席で平昌五輪組織委員会のある関係者は、国際オリンピック委員会(IOC)の委員から厳しい指摘を受けた。平昌が2018年の冬季五輪開催地に決まって以降、何度か平昌現地を訪問したというこのIOC委員は「これまで平昌を何度か訪問したが、何も変わっていない。もう平昌組織委の言葉は信じられない」と非常に激しくののしられたという。
IOCのトーマス・バッハ委員長はデブリーフィングの締めくくりとして「当初の予定よりは遅れているが、問題はないだろう」と公式の場で表明した。しかし現場の雰囲気は全く違う。組織委のマスタープランによると、新たに建設されるはずの競技場の敷地では、今年の上半期の時点ですでに工事がかなり進んでいるはずだった。ところが実際は今月17日になってやっと起工式を終えたばかりだ。文化体育観光部(省に相当)が今年の初め、大会の規模縮小を含む設計の変更を進めたことで、ただでさえ遅れていた着工の時期がさらに遅れたのだ。文化体育観光部は「将来における競技場の活用策が不十分で、大会後は莫大(ばくだい)な赤字を抱えることが避けられない」とした上で「遅れてはいるが今問題を発見できただけでも幸いなこと」と考えているという。しかしもしこれらの問題点を誘致決定直後から正確に把握し、解決に向けて動いていれば、今のような状況は起こらなかったはずだ。組織委は五輪開催に当たって財政基盤確保の鍵となる国内のスポンサー確保も思い通り進まず、つい先日やっと2社と契約を結んだが、当初の目標には到底及んでいない。
(中略)
平昌五輪の開催までに残された時間は3年7カ月だ。五輪を予定通り滞りなく開催するには、上の人間だけでなくそれを支える足腰の組織も生まれ変わらねばならない。今後も予定がさらに遅れるようでは、1988年のソウル五輪成功という輝かしい名誉も失ってしまいかねない。これが今の平昌の現実なのだ。
姜鎬哲(カン・ホチョル)スポーツ部次長
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/07/26/2014072600502.html
引用ここまで
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”これまで平昌を何度か訪問したが、何も変わっていない。もう平昌組織委の言葉は信じられない”・・・そりゃそうでしょ。何せ五輪誘致のプレゼンテーションで約束した高速鉄道の敷設ですら、韓国政府は”費用と需要を考えれば事業性はないという結論が出た”・・・と言って建設計画を白紙に戻すんですから。
こんな連中の言葉が信じられないのは当たり前の話で。何せ国家間の条約で「完全かつ最終的に」解決したはずの問題に「賠償お代わり」の判決を出す最高裁がある国です。
五輪招致委なんぞの言葉など信じちゃイケナイんですね。
まあ世界水泳選手権を誘致するのに、市役所の職員が「政府による財政保証書」を偽造し、政府もそれを黙認していたという国ですから、信じられるものなど・・・・・伊達に671倍や4151倍の国じゃないんです。
”IOCのトーマス・バッハ委員長はデブリーフィングの締めくくりとして「当初の予定よりは遅れているが、問題はないだろう」と公式の場で表明した”・・・まあ委員長が公式の場で韓国をののしるわけにもいかないでしょうが、朝鮮日報が書いているとおり、現場の雰囲気は全く違うんですよ。
同じブリーフィングについて中央日報はもっと露骨に書いていましたな。”アイスアリーナ建設予定地に近い江陵(カンルン)の弓道場で内外記者団を迎えたのは生い茂った雑草の中にあるみすぼらしい簡易鳥小屋だった”・・・と。
こんな所をを視察させるから”ある米国人記者は鳥小屋を示し、「平和なことこの上ない」と冗談を投げかけた”・・・と皮肉られるのに。
”国内のスポンサー確保も思い通り進まず、つい先日やっと2社と契約を結んだが、当初の目標には到底及んでいない”・・・分かります。それでクネ婆さんは安倍首相との会談は拒否してもマスゾエ東京都知事とは会ったんですね。
そりゃ東京のGDPは韓国一国とほぼ同じだし・・・・・しかし地方自治体の長が勝手に外交やるんじゃねえよ。美濃部も中共相手にやってたけど。
”今後も予定がさらに遅れるようでは、1988年のソウル五輪成功という輝かしい名誉も失ってしまいかねない”・・・不思議なことに韓国じゃソウル五輪も02年W杯も成功したと信じられているんです。
たぶんもう少し時間が経つと大邱の世界陸上も霊岩のF1グランプリも・・・・・ポジティブな方々ですから平昌冬季五輪も成功しますよ。きっと・・・・・
だから日本には頼らないように。
08年1月のミケ。分厚い脂肪で寒さもなんのその。