朝鮮日報記者に質問:世界1位の電気自動車メーカーは
■質問:世界1位の電気自動車メーカーはどこですか(質問者:チョ・ヒョンレさん)
先月14日付の朝鮮日報に、米国で電気自動車の販売が増加しているという記事が掲載されていました。世界トップの電気自動車メーカーはどこで、ソウル市内ではいつごろから使用できるようになるでしょうか。
■回答:日本の日産自動車がトップを走っています(鄭漢国〈チョン・ハングク〉記者)
電気自動車市場は最近になって徐々に拡大の兆しが見え始めてきました。世界で初めて大量生産された電気自動車は、日本の日産自動車の「リーフ」です。2010年末に日本と米国で販売が始まりましたが、これが電気自動車の市販された最初で、今も日産はトップを走っています。リーフは今年初めの時点で世界の累計販売台数が10万台を突破しました。世界で最も大きい電気自動車市場となっている米国では昨年2万2000台以上が売れ、この分野では1位となっています。
コンピューター業界で革新を起こしたアップルと同じく、電気自動車業界で革新を起こしたとされる「テスラ」は現在2位です。昨年は「モデルS」と呼ばれる電気自動車が米国で7650台売れました。しかしリーフは1台3万ドル(約305万円)ほどですが、モデルSは6万ドル(約610万円)もします。そのため逆にテスラのすごさを強調する見方も根強くあります。また今年はBMWやフォルクスワーゲン、起亜自動車なども電気自動車を市場に投入する予定で、競争は一層激しくなりそうです。
ソウルで電気自動車が一般に販売されるのは、記者の個人的な見方では4-5年先だと考えています。この市場が形成されるのに必要な条件の一つがインフラ、つまり充電スポットです。現在の技術だと1回のフル充電で走行可能な距離は150キロ程度です。そのため何度も充電しなければならないわけですが、それに必要な充電スポットが韓国国内にはありません。バッテリーの容量を増やして走行距離を伸ばそうとすれば、車の価格が跳ね上がるため、これも現実的ではありません。ちなみに済州島は島の周囲1周がおよそ150キロなので、それほど充電を繰り返す必要がないことから、少しずつ普及の動きも出始めています。しかしソウルは土地価格が高いため、充電スポットを設置できるような場所が少ないのが問題です。ソウル市など自治体が長期的な計画を立て、この問題の解決を目指していますので、もう少し見守っていきましょう。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/06/14/2014061401108.html?ent_rank_news
引用ここまで
緑色の文字列は関連記事へのリンクです。
シリーズものにするつもりかどうかは分かりませんが、先日の朝鮮日報には「朝鮮日報記者に質問」という記事がいくつかありました。
まあ韓国じゃインテリは愚民に教えを垂れるのが好きですし、愚民の方もそれを当然と考えるそうですから、いいんですが、日本の隠居から見ても韓国の新聞記者というのは呆れるほど物知らずなんですけどねえ。
何せ質問を受ける立場の朝鮮日報の記者なんぞはコメの収量について書いた記事で”10ヘクタール当たりのコメの生産量は、忠清南道舒川郡が598キロで最も多く”・・・などと書いてしまうんですから。
日本の普通の農家は10ヘクタール当たりなら6トンは収穫してしまいますな。
などとからかうこともないか。記者にはアールとヘクタールという面積単位の区別すらついていないというだけです。
そしてデスクも整理係も、そんな細かいところはケンチャナヨと。馬鹿ですねえ。船が転覆したり、ビルが傾いたり、高炉が爆発したりするのも無理はないか。
ええと、それで今回の質問は・・・・”世界1位の電気自動車メーカーはどこですか”・・・朝鮮日報の記者なんぞはクルマのことだって農業と同じ程度にしか知らないのにねえ。無謀な・・・・・
”日本の日産自動車がトップを走っています”・・・ほらまた嘘を書く。韓国の記者なら面子にかけても”韓国の電気自動車会社CT&T”・・・と書かなきゃだめでしょ。日本にまで輸出しているんだから。
しかし残念なことにCT&Tは11年12月に経営破綻してましたしねえ。それを報じた朝鮮日報は”電動ゴルフカートを生産する中小企業、CT&T”・・・という不思議な書き方をしてましたが。
”リーフは今年初めの時点で世界の累計販売台数が10万台を突破しました”・・・まあ朝鮮日報が言い張るんなら止めはしませんが。
”世界で最も大きい電気自動車市場となっている米国では昨年2万2000台以上が売れ、この分野では1位となっています”・・・ちなみに日本の電気自動車販売台数は、平成24年では29,703台ですし、ハイブリッド車と合わせると887,006台だそうです。
ハイブリッドが増えましたねえ。
ところで韓国は?”起亜自動車なども電気自動車を市場に投入する予定”・・・今年はアメリカ市場に進出するんでしょ?国内じゃ・・・・”ソウルで電気自動車が一般に販売されるのは、記者の個人的な見方では4-5年先だと考えています”・・・弱気な。
まあしょうがないですけどね。一昨年3月の朝鮮日報も”100万台普及という目標を立てたものの、実際に走っている車はほとんどないはずだ”・・・と正直に書いていましたから。
とにかく”市場が形成されるのに必要な条件の一つがインフラ、つまり充電スポットです・・・必要な充電スポットが韓国国内にはありません”・・・ということですから。
それでもホルホルしたくなったら、電動ゴルフカートメーカーを”電気自動車業界をリードする注目企業だったCT&T”・・・とでも持ち上げていればいいんですから。
去年の9月・・・・浴室の窓から洗濯機にジャンプして、そこから床に飛び降りていたんですが、辛くなってきたようなので踏み台を。