北朝鮮の鉱物資源の埋蔵量は誇張されたもの | こりあうぉっちんぐ

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2013/11/7 中央日報

石炭227億→26億トン、金972→317トン…北朝鮮の鉱物資源の埋蔵量は誇張されたもの



 「227億トン対26億トン」。前者は北朝鮮が主張する石炭の埋蔵量だ。これを国際基準に合わせて再び試算してみると、11%に過ぎなかった。韓国鉱物資源公社のパン・ギョンジン南北資源協力室長は6日、ソウル太平路(テピョンノ)に位置する韓国プレスセンターで開かれた中央日報の経済研究所主催のエネルギーフォーラムで、このように明らかにした。

パン室長は「北朝鮮の鉱物資源の潜在価値が7000兆ウォン(約6500億8000万円)だと引用されているが、これは北朝鮮が主張する総埋蔵量に鉱物の相場を乗じたもので、大きな意味がない数値だ」と話した。北朝鮮など一部の社会主義国家では精密調査なしに単純に予測した数値まで全体の埋蔵量に含めているが、国際的には通用しない基準というものだ。ほとんどの国では調査を通じて算出した確定値と推定および予想値だけを埋蔵量として見る。

国際基準を北朝鮮に適用してみると、埋蔵量が大きく減少する。石炭は227億トンから26億トンに、金は972トンから317トンに、鉄は37億トンから17億トンに減少した。北朝鮮の地下資源の統計資料は『朝鮮の地理全書(1988年)』『朝鮮中央年鑑(2004年)』程度だ。ここから出した埋蔵量を国際基準に合わせて計算し直したところ、石炭は11%、金銀32%、亜鉛は34%、重石は23%にとどまった。

エネルギー経済研究院の孫良薫(ソン・ヤンフン)院長は「他国の資源について言及する際、互いに違う基準を適用することによって間違いが生じ、その結果として情報の信頼性が常に問題となっているが、北朝鮮も同様」と指摘した。

続いて「北朝鮮の鉱物資源における開発投資の課題」を発表したエネルギー経済研究院の丁宇鎮(チョン・ウジン)選任研究委員は「北朝鮮の資源開発に対しては劣悪な電力事情を考慮しなければならない」と強調した。丁選任研究委員は「鉱山の開発費が100なら電力基盤施設を改・保守するために、追加で50程度が必要だと見なければならない」と分析した。彼は北朝鮮の電力インフラを考慮すると、現在としては国境地域の鉱山開発だけが実効性があると述べた。

討論に参加した韓国交通研究院の安秉珉(アン・ビョンミン)北朝鮮北東アジア交通研究室長は「開城(ケソン)工団の例のように、北朝鮮は鉱山開発に高い環境基準を要求する可能性が大きい」とし、「北朝鮮への投資には予想外の費用があることをいつも念頭に置いておかなければならない」と述べた。しかし、ソウル大学の金泰由(キム・テユ)教授は「北朝鮮の経済で鉱物産業のレベルは1960~70年代の韓国と似ている」とし、「したがって、鉱山開発の産業連関の効果は大きく、目の前の経済的な面だけを考慮しては困る」と指摘した。未来の統一への費用として見るアプローチが必要ということだ。

沈相福(シム・サンボク)中央日報の経済研究所長は、「北朝鮮の鉱物資源を中国が独り占めするという見方があるが、誇張された面がある。中国が北朝鮮の鉱山におけるインフラの開発を支援し、その費用を採掘した鉱物で持ちだすという一種の構想貿易の形で見なければならない」と述べた。北朝鮮の当局の資源開発への意志に対して、パン室長は「かなり高いほうだ」とし、「私たちの技術と経験やノウハウを北朝鮮に伝えてつなぎ合わせる積極的な姿勢が必要だ」と明らかにした。



http://japanese.joins.com/article/037/178037.html?servcode=500&sectcode=510&cloc=jp|main|top_news


引用ここまで





 ”「227億トン対26億トン」。前者は北朝鮮が主張する石炭の埋蔵量だ。これを国際基準に合わせて再び試算してみると、11%に過ぎなかった”・・・ああ、こんなのはどうということも。私も何度も書いてきました。

 要するに、北朝鮮は無視できない重要な国である、というプロパガンダを広めたい勢力がいるというだけの話で。



 ”北朝鮮の鉱物資源の潜在価値が7000兆ウォン(約6500億8000万円)だと引用されているが、これは北朝鮮が主張する総埋蔵量に鉱物の相場を乗じたもので、大きな意味がない数値だ”・・・とりあえず”7000兆ウォン(約6500億8000万円)”・・・という換算間違いは見逃しましょう。韓国のマスコミの数字についていちいち突っ込んでいたんじゃ夜が明けてしまいますから。


 日本では08年の日刊ゲンダイが”いま世界の各国が北朝鮮のウランとレアメタル(希少金属)を狙って、しのぎを削っているのは有名な話・・・韓国のシンクタンクがはじき出した北朝鮮のレアメタルの価値は、230兆円でしたウランだけでも、推定埋蔵量は世界の埋蔵量を上回るとされています”・・・というアホ記事を書いていました



 記事の目的は”すぐ近くに「宝の山」があるのに、指をくわえて見ているしかない日本。「拉致の安倍」としては自分の存在がなくなる日朝の接近は何としてもジャマしたいんだろうが、これでは「百害がある」のはどっちなのか分かったものじゃない”・・・というように当時の安倍前総理の対北朝鮮強硬姿勢を阻止したいという・・・・まあ日刊ゲンダイなどは残留左翼の集まりのようなものですしね。



 09年には内外タイムスという、これまた怪しげなメディアが”米国の調査では、北朝鮮に豊富なレアメタルが埋蔵していることが明らかになっている・・・ウランの世界的な推定埋蔵量が400万トンとされる中、実は北朝鮮だけで400万トンの埋蔵量があるとの推計がある”・・・それでオバマ大統領も北朝鮮との関係改善に乗り出しているから”日本は指をくわえているしかないのか”・・・というお伽噺を書き散らしておりました



 ”国際基準を北朝鮮に適用してみると、埋蔵量が大きく減少する。石炭は227億トンから26億トンに、金は972トンから317トンに、鉄は37億トンから17億トンに減少した”・・・昨年の聯合ニュースは”北朝鮮最大の鉄鉱山、茂山鉄鉱・・・推定埋蔵量が45億トンに達するアジア最大の鉄鉱”・・・に対する中国と北朝鮮の投資交渉について書いていましたが 、中央日報も”北朝鮮の資源開発に対しては劣悪な電力事情を考慮しなければならない・・・鉱山の開発費が100なら電力基盤施設を改・保守するために、追加で50程度が必要だと見なければならない”・・・と分析しているように”北朝鮮は茂山鉄鉱の設備老朽化が深刻になったため昨年から中国の大企業を相手に大規模投資を打診しているが中国側が茂山鉄鉱について長期または永久開発権を要求したため交渉が進展していないもようだ”・・・というように一筋縄ではいかないようで。



 ”北朝鮮の鉱物資源を中国が独り占めするという見方があるが、誇張された面がある。中国が北朝鮮の鉱山におけるインフラの開発を支援し、その費用を採掘した鉱物で持ちだすという一種の構想貿易の形で見なければならない”・・・どうした?中央日報、いやに冷静じゃないか。

 2011年には”韓国鉱物資源公社で北朝鮮鉱物資源開発事業を担当する南北資源チームは、ユン・ホンギ・チーム長(54)と職員2人だけ”・・・であるにもかかわらず”北朝鮮の鉱物資源埋蔵量は潜在価値が7000兆ウォン(約520兆円)にのぼるという・・・南北関係がふさがって北朝鮮が頼るところを失い、鉱物資源を中国に安値で譲り渡すという懸念が強まっている”・・・などという記事を書いていたのに



 まあ分りやすいというか・・・・・最近の安倍は消費税といいい、特区といい、規制緩和といい、構造改革論者に取り込まれたような。




 





 昨日の快晴の翌日、つまり今日は午後5時頃あられが降りました。相当に大気が不安定のようで雷も・・・



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