DeNA、遠い信頼 暴走するキュレーションサイト

 ディー・エヌ・エー(DeNA)が揺れている。震源は発足3年目に突入したばかりのキュレーションプラットフォーム事業だ。社長・守安功の肝煎りで立ち上げ、業容を急拡大。広告収入も伸び、モバイルゲームに並ぶ収益源になる、はずだった。脱ゲーム依存を急ぐDeNAは、なぜ道を踏み誤ったのか。

■9媒体の公開中止の衝撃

※日経に掲載された記事より引用


 「本当にそれでいいの?。法務はどう思う?モラル面は?」。2日午後1時30分、渋谷の商業ビル「ヒカリエ」にあるDeNAオフィスの一室。守安は居並ぶ社員に向かって次々に質問を投げかけていた。キュレーションの不正疑惑を受け、DeNAが立ち上げた「キュレーション管理委員会」。編集方針や記事執筆のマニュアルをどうやって、どこまで見直すか。法務や広報、監査役など約20人のメンバーが2時間に渡って議論した。

 「記事に間違いがある」――。火種は同社の医療情報サイト「WELQ」だった。秋口からネット上で記事の正確性や、著作権侵害を疑う声が続出。WELQには、根拠が不確かな記事だけでなく、「肩の凝りは幽霊のせいかも」といった医療の範囲を逸脱した記事も掲載されていた。同社の担当者が、記事執筆を依頼した外部ライターに他サイトからの「コピペ」を促すようなマニュアルの存在も暴かれた。11月25日には、プロの医療従事者が記事内容をチェックする体制を敷くといった対応策を公表したが、騒動は収束しなかった。29日にはWELQの公開中止に追い込まれた。

とまぁ、もう少し会員専用ページで記事は続きますが…

ウェルクの話はアフィリエイターの間でも酷い話として酷評されてましたし

こういった結末も予想できたのですが、どうにもDeNaほどの規模の企業でも

その本質は糞スパマーと同じレベルの脳みそが集まってただけだという。寂しいオチでしょうか

 

Google先生に贔屓にして貰う為に3流業者の発想のまま記事を買うような事しか考え付かないからこうなったのかなぁ?と

keywordだけ集めて無意味な記事を書き、Wordsaladと言われるゴミに変な勘違いを持たせる意味をつけちゃったのが失策って感じです

 

※個人の感想です

 

Microsoftが個人向けPCの世界を制覇して

AppleがSonyの作ったWalkmanの世界を制覇して

本来ならそれらに対抗しうるプラットフォームを国内で先行していたmixiを凌駕した筈なのに

結局Yahoo!を降参させたGoogleの顔色を窺うことが最善と判断した段階でDeNaは終わってるんだろうなぁ…

一時国内のSNSといえばmixiが主流だったのにゲームサイトでその牙城を崩したのがモバゲーでしたね。

mixiは実名登録のSNSとして物凄い勢いがあったけど、モバゲーにやられて引けてるウチにFacebook上陸。

一気に役目を終わらせた気がします。

一方、Web広告の媒体としてGoogleの牙城を崩しにきているのはFacebook。

instagramを傘下にTwitterも駆逐されそうな勢い。

LINEも日本の企業というには微妙な情勢で、NipponオリジナルのWebプラットフォームはどんどん開発力も削がれている印象ですが、どうなんでしょう?

 

根本的な部分で何か間違えている気がするのは私だけでしょうか?

日本の若者には、まだまだ新しい発想で頑張ってくれる人がいると信じてみたいのですが