三学期

この時間になると

さすがに秋の気配を感じる。

風が明らかに変わった。

今年も三分の二が終わり

三学期突入というところか。

一学期、二学期を振り返ってみた。

自分の決めた成績には

残念ながら届いていない。

思い起こせば学生時代に

最高に勉強したのは

中学三年の秋口だった。

地元公立高校へ進学の為

今でも記憶に残るほど

勉強に明け暮れていた。

自分でも信じられないくらいの

集中力を発揮できた。

結局　学生時代も、今も

何かの目標が明確な時には

信じられないくらいの

行動に移せるものだ。

では、今年の一学期　二学期は

どうだったのか？

いや、過去に遡り考えてみると・・・。

結局、差し迫った危機感がない中では

いくら目標を立てても「絵に描いた餅」。

実は食べられなくてもいいと思っている、

そんな事の繰り返しだった。

今日、残りの人生について

時系列でイメージをしてみた。

そこで気がついたこと。

過去の人生があってこそ

今があるということ。

文章にすると当たり前のことだが、

過去を振り返ってみて

初めて自分の初心を思い出せる。

「今　目の前にある事に集中する」

普段より心掛けている事のひとつ。

それは、その先の目標が決まっていて

そして、その為の行動を信じてこそ。

「スティーブン・ジョブズ」のスピーチ。

今日まで忘れていた数々が詰まっていた。

彼の言葉を刻みつける三学期とする。