秋の腰湯、ちょっとした注意。 | 世田谷区北沢一丁目・整体院長の健康日誌(旧・冷え性改善教室)

世田谷区北沢一丁目・整体院長の健康日誌(旧・冷え性改善教室)

旧タイトル『冷え性改善教室』。東京都世田谷区北沢一丁目にある整体院 『快バランス整体院』 院長・渡辺勲のブログ。腰痛、肩こり、骨盤調整、偏頭痛から冷え性まで、様々な症状を改善する整体と、整体院での日々の出来ごとを綴ります!


冷え性改善教室へようこそ!


整体師の渡辺です。






ここ2日ほど、台風の影響もあって気温が下がりましたね。


猛暑も一段落で、久々に朝の空気にも 『涼しさ』 が感じられ、ホッ

としました。


いつも思うのでが、夏から秋にかけての季節の変化には…


『空気が入れ換わる瞬間(入れ換わる日)』


というのがある気がします。そのきっかけは、だいたい台風だったり

します。


各地に被害を出したりもする台風ですが、その反面では“秋の空気

を運ぶ使者”という役割もあるのかもしれません。






週間予報を見てみると、週末に一時的に猛暑が戻るようですが、

その後は30℃を切る日も増えてくるようです。


そんな中、昨日、お客さまからこんな話がありました。


その方は、私のアドバイスから、この夏はすっかり腰湯にはまった

女性のお客さまなのですが…


『昨日位の気温だと、腰湯ではちょっと肩が冷えますね』


というお話だったんですね。


そろそろきたか…、と私も思ったわけです。






この夏、私はとにかく皆さんに 『腰湯のススメ』 を説いてきました。


暑かったですからね、この夏は…。


皆さんが、お風呂に浸かりたくない…というお気持ちもわからない

ではありません。


全身浴の場合は、どうしても 『上半身の方が温まりやすい』

いう傾向があります。


そこで上半身に汗をかいてきたところで上がってしまうと、下半身

は、まだ冷えたまま…ということが起こります。


さらにもっとひどいと、シャワーだけ…ということになりますよね。


これでは、全身冷えてしまいます。






冷え性改善、さらには夏冷え対策のためには、どうしても 『下半身

を温める』 というのがポイントになります。


そこで、この夏はキャンペーン的に皆さんに腰湯をおすすめしてき

たわけです。


『腰湯の効果』 を認識してもらうには、いい機会になりました。


ただ気温そのものが下がってくると、先のお客さまのように、肩が冷

える気がする…という方が増えてきます。


実情は20分以上腰湯をしてもらえば、上半身の血流も良くなって

いますし、それほど冷えているわけではありません。


それでも、どうしても今まで全身浴派だった方は物足りなさを感じて

しまうようです。


さらに、まだ冷え性改善途中の方は、実際に冷える…という方もい

ると思います。


ここで、せっかくの 『腰湯習慣』 をやめてしまっては、元も子もあり

ません。







というわけで 『秋の腰湯』 では、以下のようなことに気をつけてみ

てください。



・入浴の少し前にお風呂のふたを開けておく。

 (浴室内を、あらかじめ温めておきましょう)


・入ったら肩にはタオルなどをかけておく。

 (単純に肩を冷やさないためですね)


・入ったらふたをギリギリまで締めておく。

 (サウナ効果で、お腹周辺が温まります)


・湯温を1℃程度上げてみる。

 (39℃が、40℃になるだけで全然違います)



まず細かくは、上記のような点を気をつけてみてくださいね。







そしてあとは、一度全身浸かってしまえばいいですよね。


『下半身優先で温める』


という目的が果たせればいいので、腰湯をした後に、どこかのタイ

ミングで、全身浴を入れればいいわけです。


私の場合は、以下のいずれかのタイミングです。



・腰湯のあと、そのまま5分くらい全身浸かる。


・腰湯のあと、体を洗ってから最後に全身浸かる。



という感じで、全身浸かる時間を作っていただければ、肩周りの冷

えも、気になることはないはずです。






いずれにしても 『腰湯』 は、通年行える冷え性改善法として、と

ても効果的です。


気温が下がってきてからも、ちょっとした工夫で快適なバスタイム

が楽しめます。


この秋以降も、効果的な 『体温め習慣』 として腰湯を続けてくだ

さいね。


それでは、また明日!