●柳瀬さん!生まれ変わるのネ・・・☆
タイトルを見て何かと思ったことでしょう。
ダム記事は興味ナッシングな方が多いようなので(泣)
見てもらえるようにタイトルをぼやかしました。
そうです。
今日はダムの記事です。
でも、イヤがらずに見てくださいね♪
さて、今年初のダムに会いにいきました。
いったいどなたでしょう。
タイトルの通りです。
柳瀬(やなせ)ダムです。
国道11号線、伊予三島から、319号線をひたすら進みます。
国道なんですが、けっこう道幅狭く、車通りもかなり少ないです。
というか、行きも帰りも、一台ともすれ違いませんでした。。。
柳瀬ダムの貯水池である「金砂湖」のわきを、この国道が続いているのです。
クネクネ、ほとんど離合も難しいかんじです。
(対向車居ないので別にいいですが・・・)
両側木々に迫られた道を進むと、ふいにダム管理所の看板が現れます。
道沿いから少し外れたところに、堤体は建っているのです。
管理所のところに駐車場があり、車を停めて
柳瀬ダムを見下ろしてみると、どうも様子が違います。
工事をしているようですね。
階段をとことこ降りていくと、目の前に湾曲した最後のダム湖が広がります。
工事中でしたが、この日はまだお正月でしたので、工事もお休みのようで、
作業の人は誰も居ませんでした。
そうなんですか~。
ゲートを新しくする工事みたいですね。
なにしろこの柳瀬さん。
昭和28年に出来たダムです。
老朽化で、バージョンアップを図るのですね。
この方は、銅山川の3ダムのうち一番最初に作られたダムなのです。
2番、3番さんは、この下流に位置する新宮ダムと富郷ダムです。
この3ダム計画は、戦後の高度成長の時代
かの有名な四国中央市のパルプ工場などの産業が発展を遂げる基盤にもなりました。
とてもレトロな堤体。
私、この風合いとっても好きです。
さてさて、工事の様子でも見てみましょうか。。。
ゲート室がすっぽりと足場に囲まれています。
この柳瀬さんの大好きな部分、それは、バルコニーです。
他のダムにもバルコニーはあるけれど、特別に柳瀬さんのバルコニーは大好きで、
このバルコニーに会う為に来たと言っても良かった。
なぜなら。
他のダムのバルコニーとの違い、
それは!!!
バルコニーへ出られること!
暗い通路を抜けるとそこには、見たことも無い光り輝く世界が広がっていて
まるで天高く、柳瀬さん一緒に空を飛んでいるかのような一体感を味わえるのです。
それなのに!
これまで無かったはずの扉が、バルコニーへ続く通路をふさいでいたのです。。。。
ぴったりと、一ミリの隙間も無く、です。
ああ、なんということでしょう。
初夢にまで見たバルコニーに出れないなんて!!うわ~ん
ショックのあまりかなりテンションダウンです。
ちなみに前に見に行った時のバルコニー記事が⇒こちら です。
違いを確認してみてどーぞ。
ゲートの操作室も、コンクリートが新しいかんじ。。。
前は周りの黒っぽい色と同じかったけど、キレイに塗りなおしています。
こっちは、前に来たときすでにバージョンアップしていました。
この部屋も新しくしたばかりみたいで、新旧のコンクリートの継ぎ目がくっきり!
このダム、少しずつ前からバージョンアップしていたんだ。
今回はゲートの新設工事を新たに始めるってわけなの。
さすが、国の管轄のダムはしっかりお金をかけて維持されているのですね。
ふと目に止まったもの~。
優秀賞
吊荷より 重たい命が 下にある
だから行う 始業前点検
おおーーーさすが愛媛ー!
ここにも愛媛お得意の俳句が登場しましたよ!
こちらも・・・
優秀賞
やったつもり 見たつもり
危険も積もる つもり作業
いいね~いいかんじ!
リズムもいいよ~~
でこちらは
佳作
災害は 無理な作業と手抜きから
再度確認 作業手順
なるほど~~~
ほんと、いい俳句ばかりだわ。
胸にグッときます。
この奥の深い俳句を胸に刻みながら、みなさんどうか安全に作業をなさって下さいませ!
こんな素晴らしい「安全宣言」が掲げられていましたよ。
走っての移動禁止!慌てない・焦らない・イライラしない!
急いだ時こそ、まず「深呼吸」が合言葉。
ほんと、これ大事!
慌てて急いでテンパってるときこそ、ろくなことが起きないものですネ。
これらも現場では大切なことばかりですね。
ああ~ほんと、どうか安全に!と願って止みません!
なぜかダムの傍にはお約束の「テニスコート」ですが、ここにもありました。
全く使われている様子はありませんが・・・
管理所にはおじさんが居ました。
とても無愛想な。
工事が終わってもバルコニーには出れないのですか?
って聞いたら、「あそこはもう出れない」って言われました・・・
柳瀬ダムの「ダムカード」をゲットしました。
正面からこのダムを見ることは不可能ですが、こうしてダムカードには正面の写真が。
こんなお顔をしてらしたのね。。
あんなところにバルブがあったとは知らなかったわ~。
帰り道。
日暮れの国道319号線を戻っていると、
いつのまにか道の様子がおかしい。
いつのまにか薄暗い林道に入り込んでいました。
ひえ~恐ろしい。
あんなに「道の悪い国道」でも、電柱が続いていたり路肩があったりガードレールがあったり
国の管轄は心強いものだと改めて思い知りました。
見ず知らずの暗い林道を一人で進むのは、ましてや間違えて入り込むなんて、ほんと心細いものです。
気が付いてから、あわててUターンしてきました。
と言っても広い路肩などないので、細かい切り替えしで、山に落ちないように、無理やりUターンしたんですが。
終わり。
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