●今年初のダム「銚子ダム」に行ってきました☆
愛媛県伊予郡砥部町(えひめけんいよぐんとべちょう♪)の銚子ダムに行ったんです。
他のブロガーさんが行かれてるのを見てからとっても気になっていたダムです。
今年の初ダムを飾るのにふさわしい、素晴らしいダムでしたのでご紹介します。
まずこちらのダムの目的ですが
みんな大好き愛媛の温州みかんの栽培に使うお水だそうです。
↑横の長さ142メートルあります。
今まで紹介させてもらってきたダムと、様子が違うのは
作られている材料が違うからです。
今までのダムはコンクリートでがっちりと武装されたダムが多かったですよね
こちらは「アースダム」といって「地球」で出来てるダムなんです。
アースは「地球」のアースです。
だから、地球っぽいでしょ?(笑)
「アースダム」は地球そのもの「土」で出来てるダムで、大昔のダムはコンクリートがありませんから
ダムの原型といっていいです。
こちらは「ロックフィルダム」といって、そんなアースダムの仲間です。
「ロック」は石のロックです。
このダムは、ゴロゴロ石で出来たダムなのです。
でも、ゴロゴロ石だけでは間から水を通してしまって水が溜まりませんから
提体の真ん中に水を通さない仕組みがなされています。
そのように遮水することを「コア」といいます。
なのでフルネームは「中央コア型ロックフィルダム」という形式のダムなのです。
お勉強は終わりです。ちゃんちゃん。
さてそんなロックフィルダム。
いつのもコンクリートダムは、提体(ダム)の上や真ん中やあちこちにゲートがあって水を出していますが、
こちらのダムはゲートはありません。
いたってシンプルなんです。
ダムのはじっこに、コンクリートで出来た、扇形の越流部があります。
この部分をダム湖側から見てみますと・・・
写真中央のコンクリート部分です。
この日は水が少ないのではるか下に水がありますが
満水時には、地面に到達する前にあそこを水が乗り越えます。
水道の洗面に溢れないように穴がありますよね、あれと同じです。
ズームしてみました。
コンクリートの越流部の奥には水路が繋がっていて、越流部を越えた水はみんな
元気よく水路を流れていきます。o(^▽^)o
こちらがその水路。
ダム湖がいっぱいになれば、水はご自由にこの水路を流れていきます。
その水路、しばらく先でプツっと途切れています。
水の行方やいかに!?
実はあの先は数十メートルの落差になっていて、水は滝のごとく流れ落ちる仕組みになっているのです。
そして銚子川に流れて行きます。
でもその風景は今回は長くなりすぎてしまうので次回写真を載せますね
そんなダムの下流方面を見てみます。
こちらは水が溜まらない側です。
天端(ダムの上)から、ガードレールをくぐりました。
下流側のダム提体。
石が積み上げられて出来てます。
このダム、下に下りてゆくことが出来ます。
ドワーッ
ダムの提体、40度くらい?の表面に階段が備え付けられておりました。
けっこう怖いけど、下りてみます
ひょえ~
長い階段なんですよこれが
表面を見てみると、大小さまざまな大きさの石が組み上げられています。
丁寧に積み上げられた提体は
これだけの石で出来てるのに均一できれいな斜面となっています。
ほんとにすごいね、ダムって職人技やね。
一番下までようやく降り立ちました。
壮観です。
巨大な城壁のような、すごい迫力です。
高さ47、2メートルあります。
ものすごい人の手のかかった巨大建造物ですが、
ロックフィルダムは山にとけ込んでるようにも見えます。
棚田に似ているような気がします。
人の文化が自然に入り込んでとけ込んで一体化してしまったような。。
コンクリートダムには無い、不思議なぬくもりを感じてしまいます。
また続きを書きます。
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