●ダム巡り~新宮(しんぐう)ダム~
柳瀬ダム の次に来たのは、同じ銅山川の下流に位置する新宮(しんぐう)ダムです
ダムの下流側へまわると正面から見ることが出来ます。
提高は40メートルちょっとと小降りで、
真っ赤なラジアルゲートがひときわ大きく印象的です
ドシンと構えた提体がずんぐりとしていて、重力式コンクリートダムの安定した重厚感があります。
この場所は川沿いに細い道を来ると行き止まりにダムがあります。
↑はダムの下流方面を見ました。
ダムの上へ来ました。
横から見ると赤い顔の機械ロボットが整列してるみたい。
天端(てんば)は通行可能で、ダム湖で釣りをしている人が居ました。
何が釣れるのかしら
ゲートの真上から。
ダム湖側から見てみます。
水が少ないようです。
銅山川は新宮ダムの上流に、柳瀬ダム 、富郷ダム と2箇所のダムがありますし
この頃は雨が少なかったせいもあり、新宮ダムは水が少ないのです。
この新宮ダムは、銅山川の3ダムのうち2番目に造られたものです。
造られた当時の昭和中期、
四国では水不足に悩まされ、かといって水害に悩まされ
また高度成長で田んぼや畑も多く作られる為水が必要で
東予のほうでは工場がたくさん出来てそこでもまた水がたくさん必要で
水力発電もしたいし。。。
と、さまざまな水問題をかかえていた愛媛、香川、徳島の為に出来た多目的ダムです。
こんなかわいい赤いダムですが、治水(洪水対策)、分水(水不足解消)、発電と
さまざまな仕事をこなしてるすごいやつです