エンジェルアイドルりりかが!


あなたの心をお手当するわラブラブ


エンジェルエイドボム
ビーーーーーーーーーーーム!!!!!!


(うわぁああぁぁあああ((((;゜Д゜)))))))




東京都出身、
メイクルームでみるるん先輩の歌うアニメソングメドレーを生で聴くことのできた幸せ者、


須藤凜々花ですm(_ _)m





では、


猫の話の続き

始まり~



ーーー


ベランダの柵の外、

隣の家の屋根の上でおびえている猫がそこにはいた。



(大変だ!母上を呼びにいかねば!)


私は母上の寝室へ走った。


しかし私は次の瞬間、
母上を起こすことを躊躇していた。


なぜなら、
その日母上は夜勤から帰ってきたばかりでぐっすりと眠っていたからだ。


(自分で何とかしないと!自分で責任をもって猫の世話をするって約束したんだ!)


起こしても母上は怒らないし、
その方がよっぽど安全だと今は思うのだが、

小学生のりりぽんの思考回路から弾き出された結論は
こんなにも熱いものになってしまった。



私はまず猫を呼んだ。

しかし動き無し。


次にエサで釣ってみた。

変化無し。



(もう、行動するしかない。)

そう悟った瞬間、

私の頭の中に
ふと
懐かしい記憶が蘇ってきたのだ。





そう、小学生の私には、将来の夢があった。



忍者になることだ。



正しくは、
くノ一(女性の忍者)とも言える。


私は忍者になりたかった。



別に何かに影響された訳でも無いのに、
私の忍者に対する異常な熱は多くの人を驚かせた。

いや、ドン引きさせていた。


私は忍者になるために、
図書館に通い詰め
忍者に関する書籍を読み漁った。


その頃の私の口癖は、

「臨・兵・闘・者・皆・陳・烈・在・前」

であった。


これは忍者の呪文のようなものなのだが、
一文字ずつ手の組み方を変えなければならない。

それも完璧だった。


そして歩く時は必ず小指から接地することも心掛けた。

忍者として当然の心掛けである。

しかし

上級忍者は足を地面から浮かすことなく、
足の指を「尺取り虫」のように地面を這わせて歩いていたらしい。


さすがにそれは出来なかったので、
私はその歩行に強い憧れをもっていた。

本気で格好良いと思っていた。



そして、
「かくれんぼ」などで
気配を消したい時。

忍者は「いろは歌」心の中で唱えていたらしい。


これは今もたまにやっている。
(引かないで!)



そして、


母上に
忍者の聖地「日光江戸村」
に連れていってもらい、

「幸福になる鈴」と「ゴム製の手裏剣」

を手に入れた。


その時、
「日光江戸村」のマスコットキャラクターの

にゃんまげ先輩

が、
橋のすみで体育座りしていたのが印象的だった。

その日は暑かったから熱中症かな?

ちょんまげの先っぽの無意味な空気穴が愛おしくて、
大好きになった。



私はつねにその手裏剣を携帯し、
たまに弟を相手に練習したりした。
↑鬼
(ごめんよ。)


そして小学校の廊下は、

「シュシュシュ」

と口で言いながら小走りで移動していた。


末期になると、
折り紙で手裏剣を折って、

「りりか、参上!」

とオレンジのペンで書いて、

近所の家の扉の隙間に刺して回った。

忍者のくせに個人情報垂れ流しである。


「ピンポンダッシュ」ならぬ
「手裏剣シュッシュ」である。



まだまだエピソードはあるが、
この辺にしておこう。



清々しいほどの痛々しい黒歴史!!


しかし私はマジであった。


我が生涯に一片の悔いなし!!



そんな私がある日
忍者になる夢を諦める。



~つづく☆~(ゝ。∂)~



今日は回想編(#^.^#)



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