オーストラリアでビジネスが成功する可能性 パート2 | 海外会社経営 奮闘日記 from オーストラリア

海外会社経営 奮闘日記 from オーストラリア

はじめまして。永井政光(まさ)です。
気がつけば人生の半分以上海外で過ごし、現在はオーストラリア・シドニーで海外起業・進出支援、
人材コンサルティング会社NM AUSTRALIA PTY LTDを経営しています。
海外進出の第一歩を一緒に踏み出しましょう!

オーストラリアのマーケットは世界規模から言えば、全体の5%あれば良い方だと思う。


いや実際の所はそれ以下かもしれない。


鉱物やエネルギー関係の豊富地下資源がなければ、たかが2000万人程度の市場は見向きもされないかもしれない。


私がビジネスとして最良と選んだ地オーストラリアは、セオリーから考えると成功と逆方面に動いたように思えるかもしれない。


でも時として、多勢の方に流れずに、小流派に身を置く事によって、勝機を得ることも意外とある。


日本を代表する国際的な企業トヨタは、世界各国にオフィスを構える自動車会社。


日本、アメリカやアフリカだろうが、知らない人はいないくらいメジャーな会社、もちろんどの国でもトヨタのマークを付けた車を目にすることが出来る。


売り上げもアメリカにはめられて、落としたとはいえ、まだまだトップクラス。


年間総売り上げは、中堅どころの国家予算に匹敵するくらいのすごさ。


内部は色々問題あるかもしれないが、すごいものはすごい。


今更私が改めて説明する必要もないと思う。


ただトヨタのスタイルでは対応できない分野があるのも事実。


開発費や設備投資に膨大な費用を投資する反面、マイノリティーの市場にまで手が届かない。


いや。


届いたとしても、利益を出すシステムを導き出せる程、手が回るはずがなく、また企業として小回りが利かないと思う。


これはトヨタに限らず、大規模の企業は全て当てはまると考えている。


大企業が抑えているテリトリーとテリトリーの隙間は絶対に存在する。


この隙間を埋めるのがベンチャー企業(中小企業)だと私は信じている。


トヨタの流れで、車の話をすると、車にも小型車、中型車、大型車などの一般乗用車。


トラックや運搬車なども車と言う、カテゴリにーに含まれる。


この辺りまでは大企業のテリトリーだが、車の種類は他にもまだまだある。


消防車、ごみ収集車、散水車なども車の仲間だ。


ちょっと特殊だが戦車も車の仲間に入れてもいいと思う。


これらは一般市民が購入する機会はまずないと思う。


購買層は限られているので、量産体制は取り辛い。


ではこれらの車は全く必要なものか。


多分ではなく、絶対に必要なもので、少数ながら必ず需要はある。


これらの分野は競合他社が多くてもせいぜい2,3社程度、中には国内の需要をほぼ100%独占している企業もある。


大小さまざまなフィールドに、エントリーするばかりがビジネスチャンスではない良い見本だと思う。


日本の様に高水準で完成された社会でさえ隙間が存在するのだから、隙間ばかりで、すかすかのオーストラリアなら更にチャンスが広がる。


例えばブログでも散々遣り合っているオーストラリア最大の通信会社テレ○トラ。


サービスの悪さは天下一品。


でも電話なり、インターネットはどの家庭でも必需品。


私に限らずオーストラリアに住むほとんどの人が、いらいらしている。


この分野に参入してはどうかな。


ガス、電気会社も問題があるが、こちらはライフラインなので、外国企業がおいそれとは手が出せない。


日系ではK○DIが、日本人向けにサービスを提供しているが、日本国内の規模と比べる、お寒い限り。


もっとローカルに目を向けてサービスを提供したら、勝算があると思う。


年々先細りする日系企業ばかりを対象としていたら、もったいない気がする。


短期間で収益を上げる勝算が高い宝の山が目の前に転がっているのに、本当におしい。


その他にも日本の宅配、郵便サービスにクオリティーの高さには今更ながら驚かされるが、この分野でも参入したらいかがなものか。


駐在員の海外引越しばかりやっている○通さん。


各デパートなどに売り込みを掛けて、日本的な時間厳守のサービスを提供すれば、何時届くか分からないデリバリ業者など、簡単に蹴散らせると思うけどな。


マイノリティーで、面倒なことが多いオーストラリアだが、それ故ビジネスチャンスがごろごろしている。


じゃなかったら、血管が切れそうになりながら会社経営してませんって。






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