一番大切なことは誰も教えてくれない | 作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

作業療法士杉長彬(すぎながあきら)のやる気を高めるコミュニケーション

現役の作業療法士が、リハビリ職のためのやる気を高めるNLPコミュニケーション術をお伝えいたします!NLPを用いたコミュニケーションセミナーを行っています!

精神科で働いていると、患者さんのカンファレスで、たくさんの職種の方が集まって話しあいをする事があります。



そんな時、患者さんについて、「もっと運動をした方がいい」とか

「もっと睡眠をとった方がいい」とか

「ちゃんと薬を飲んだ方がいい」とか

「デイケアに入れた方がいい」とか

「退院後は週に2回ヘルパーを入れた方がいい」とか

いろんな事が話し合われたりしますが、


案外、「だけど、本人はいったいどうしたいのだろう??」


という事が話し合われない事が多いように思います。



主治医とか看護師とか、コメディカルとか親とか、いろんな人が患者さんについてああだこうだ話すのですが、

患者さん自身はいったいどうしたいか?

それについてはよくわからない。。。。

そんな状況になる事が結構多いなと思います。




こういう場合って、きっと患者さん側からしてみても、いろんな医療スタッフから、

「もっと睡眠とった方がいいよ」とか

「ちゃんと薬飲まなきゃだめだよ」とか

「デイケアに行った方がいいよ」とか

いろんなアドバイスを受け続けるんだけど、


だれも、

「で、あなたはどうしたい?どんな生活、どんな人生を送りたいの?」

って逆に聞かれる事はないんだろうなって思います。


なので、患者さん自身も「私はこうしたい」ってアウトプットできない状況になっている。


いろんな人から、ああしたらこうしたらと、インプット過剰な状況の中で、私はこうしたいってアウトプットできない状況なのかって思います。






だけど、これと似たような状況って、

実は私の生活の中でもよく起こりえることだなって思います。



小学校から、中学校、高校、大学ってずーーっと学校でいろんな人からいろいろな事を教わって、

社会人になっても、勉強会に行って教わったり、職場の先輩とか教わったりとか、

いろんな事を教わるわけだけど、



だけど、一番大切な事は、誰も教えてくれないのだなって思います。






一番大切な事。


それは、自分自身は何のために生まれてきたのか?

自分自身は何を生きがいとして生きていくのか?

自分は何をして生きていきたいのか?



その一番大切な、自分についての情報はだれも教えてくれないのだなって思います。



一番大切な自分についての事は、インプットではなく、アウトプットしてみてはじめてわかる事。


もしくは、一生かかってアウトプットし続ける事で、わかってくるなのではないかなと思います。





自分はどう生きたいのか?

一番大切なことは誰も教えてくれません。


自分で見つけていくものなんだなって思います。


自分もブログをアウトプットし続ける事で、自分の本当に生きたい人生を歩んで生きたいと思います。