6ステップ・リフレーミング(その1) | 人間関係の悩みを強みに変えるNLPコーチング

6ステップ・リフレーミング(その1)

こんにちは。長岡高生@解決コーチです。


今回、6ステップリフレーミングのスキル・事例を紹介します。

アレルギーをたくさん持っているという方から、NLPで症状を改善できないか、と頼まれて、ワークを行いました。



お話を聞くと、花粉症、その他いろいろアレルギー症状があるとのことでした。ターゲットを一つに絞って、6ステップリフレーミングを行うことを提案しました。

クライアントは、たくさんあるアレルギー症状から、ハウスダストのアレルギー症状を選びました。


先ず、ハウスダストの無い、とってもいい状態をイメージしてもらいました。クライアントは、アロマの香りがする、気持ちいい空間をイメージしました。

そして、その状態をほしい成果、身体の状態として、目標設定しました。


6ステップリフレーミングのステップは、


1、やりたくない行動や治したい症状を見つけ、一つ選ぶ。例:頭痛、腰痛、アレスギー等、「あなたの症状をつくるパートがあります。」パートとは、身体の部分のことです。その症状をイメージすると、身体の一部分が反応します。熱くなったり、モゾモゾしたり・・・、身体の他の部分と、微妙に違う反応をする部分が自分自身で観察できると思います。それを「パート」と呼びます。



2、自分の中に意識を向け、症状を創り出しているパートに問いかけます。話しかけることに「パート」の承諾を得ます。パートを一つの独立した人格のように、大切に扱います。反応に注意する。(内的会話、何かを見たり、感じたり等)。パートから反応があったら、その都度、感謝を伝える。 「はい」「いいえ」の区別化



3、起したくない症状と、その肯定的意図を分けます。そのパートに肯定的意図を聞いてみる。→ 感謝を伝えて次に進む。もう一つ尋ねます。「もしその肯定的意図を満たす他の行動があればやってみますか?」



4、あなたのクリエイティブなパートに同じ肯定的意図を満たしてくれる新たな行動を尋ねます。そのクリエイティブなパートに新たな行動を3つ、ゆっくりと聞いてみる。3つを声に出して言う。 感謝を伝える。


自分が創造的に活動した場面をイメージしてください。そのとき、身体の一部がその他の部分と微妙に違う反応をします。そこが、創造性、クリエ0ティブなパートです。



5、起したくない症状を起こすパートに新しい3つの行動をとってみるか尋ねる。「はい」・・・3つを一つづつゆっくり確認をとる。「いいえ」・・・「元の行動をとっても良いけれども、できれば新しい行動ととってください」と頼んでみる。「NO」の場合、 4、に戻って別の行動を考え出してもらう。



6、エコロジカル・チェック。新しい行動の選択に反対する他のパートはないか調べてみます。「新しい行動の選択に反対するパートがありますか?」と尋ねます。無意識からの合図(サイン)をよく注意する。反対なたば、2、に戻って改善する手順を行う。もう一つは、4、に戻るのもよい。



※ フューチャーペース
近い将来において、この新しい行動が効果的かどうかチェックしてみる。
   

約1ヵ月後、クライアントに聞いたところ、たくさんのアレルギー症状は、同じものの、ハウスダストのアレルギー症状は、軽くなっているように感じる、とのことでした。


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